米大統領選に向けてハリウッドが二極化 ハリス/トランプ支持を表明したセレブたち
米国の大統領選挙戦が前代未聞の事態となっている。現大統領のジョー・バイデンが高齢を理由に民主党の選挙キャンペーンから撤退し、現副大統領のカマラ・ハリスが代打で出馬する事態となり、連邦法違反で起訴された前大統領のドナルド・トランプが対抗馬になっているからだ。カオス状態が続く11月の選挙に向けて、数多くのセレブがどちら側につくか続々と支持を表明している。そこで、どのセレブがハリス副大統領とトランプ元大統領を支持しているのか、リスト別に紹介してみたい。
カマラ・ハリス副大統領の支持者
ビヨンセ
“クイーン・ビー”の異名を誇る歌姫ビヨンセは、選出されれば米国で初の女性にして黒人・アジア系の血筋を持つ大統領となるカマラ・ハリスを早くから指示し、その歴史的な選挙運動のために数百万ドルを寄付。自身の曲「Freedom」を、副大統領がキャンペーンで使用できるよう許可を出した。
テイラー・スウィフト
時代のアイコンとして世界中のファンに絶大な影響力を持つテイラー・スウィフトは、Instagramにてハリス副大統領を支持すると表明。ハリス対トランプの討論会を見たというスウィフトは、「2024年の大統領選挙でカマラ・ハリスとティム・ウォルズに投票します。彼女が権利と大義のために戦っているからです。その権利と大義には、それを擁護する戦士が必要だと信じています。彼女は落ち着きがあり、才能のあるリーダーだと思っています」と投稿。ティム・ウォルズは、ハリスが指名した次期副大統領候補だ。
デイヴ・バウティスタ
WWEの元レスラーで、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタも、Instagramでハリス副大統領を支持すると投稿した。「自由とは口で言うだけのものではなく、行動に移すものだ。自分の役割を果たして投票に出かけよう。あなたの声には意義があり、この選挙は傍観するにはあまりにも重要だ」と訴えている(※1)。
ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル
史上最年少となる18歳でグラミー賞主要4部門を独占したビリー・アイリッシュと兄のフィニアス・オコネルもInstagramの動画で一緒に登場し、ハリス副大統領を支持すると発表。ファンやフォロワーに向けて、投票の計画を立てるよう呼びかけた(※2)。
ジョージ・クルーニー
ハリウッドを代表する俳優ジョージ・クルーニーは、6月に開催された討論会で精彩に欠けるバイデン大統領のパフォーマンスを見て、選挙戦からの撤退を求めていた一人。そんなクルーニーは早くからハリス副大統領の出馬を支持し、正式に候補として指名される前からキャンペーンの資金集めに大きな貢献をしていたため、クルーニーの支持は副大統領にとって大きな意味を持つだろう。
そのほかにも、『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるジェニファー・ローレンス、人気歌手のジョン・レジェンド、テレビ番組の司会者・プロデューサーのオプラ・ウィンフリー、『インセプション』などに出演しているジョセフ・ゴードン=レヴィット、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみのマーク・ハミル、ラッパーのミーガン・ザ・スタリオン、R&Bシンガーのスティーヴィー・ワンダーらがハリス副大統領を支持している。