『素晴らしき哉、先生!』生田絵梨花の経験が存分に活かされたりお役 衝撃の事実も発覚

『すばかな先生』生田絵梨花の経験活きるりお

 『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系/以下『すばかな先生』)を観ていると、りお(生田絵梨花)のように生きられたらなぁと思う。どんなときでも楽観的で、気持ちの切り替えがうまい。しんどいことがあれば、とことん泣いてデトックスをする。そして、まわりの人に自分の弱さをさらけ出せる強さも持っている。どれも、ストレスフルな社会を生き抜いていくためには、必要なマインドだ。

 そんなりおを演じている生田絵梨花も、あっけらかんとした明るさを持っている。ひたむきというか、湿っぽくないというか。また、自他ともに認める“ゲラ”だからか、とにかく大爆笑をしているイメージが強い。そして、乃木坂46時代から、過酷なスケジュールをこなしてきたからこそのパワフルさも持っている。りおというキャラクターには、生田が持っている気質と、これまで培ってきた経験が、存分に活かされているように思う。

 『すばかな先生』第5話でも、りおにはスカッとさせられた。浮気をしたくせに、別れを受け入れられないと被害者ヅラする聖也(小関裕太)に、「受け入れろ。お前の自己責任だわ」と言ったとき、思わず「カッコよすぎる……」と心の声が漏れた。

 しかし、ただ強いだけではないのが、りおの人間らしさでもある。「わたしさ、会うのが怖くて。話すのも怖くて。だから、スマホ見るのも怖くてさ」「聖也の顔を見たら、聖也にやり直そうって言われたら、また新しく関係作り直すんだろうなって。聖也のことしか考えられない人生だったからさ」と弱さを認めて、それを吐き出せるのがりおの強さだ。

 もしも、「全然、平気です」みたいな顔をして別れてしまったら、あとからモヤモヤが募っていたかもしれない。でも、まだ好きな気持ちや、好きだからこそのしんどさ、そしてどれだけ傷ついたかを、聖也に伝えた上で別れたりおは、きっと大丈夫。また真っ白な未来に向かっていけるはずだ。

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