茅島みずき、橘優輝、矢吹奈子、鈴木仁ら、『素晴らしき哉、先生!』注目の生徒役キャスト
「教師だって、人間なんだよー!」
生田絵梨花が地上波連続ドラマ初主演を務める『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が、いよいよ8月18日からスタートする。本作で生田が演じる笹岡りおは、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。生徒や保護者、同僚などあらゆる人間関係の板挟みになるなか、なんだかんだで生徒のために奮闘していくりおの姿が描かれる。りおは、毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出すこともあるらしく、令和の新たな教師像を体現してくれる存在になりそうだ。
学園ドラマの成功において、重要な役割を担うのが生徒役のキャストたち。まず、注目したいのが、沢井谷玲奈を演じる茅島みずき。彼女は、この世代の役者のなかで、最も“一軍女子”がハマるといっても過言ではないだろう。2023年放送の『最高の教師 1年後、私は生徒に◼️された』(日本テレビ系)で演じていた西野美月も問題児集団のボスで、『素晴らしき哉、先生!』でも、まさにラスボスのような雰囲気を纏っている。
ただ、茅島が今まで演じてきたキャラクターは、恵まれた家庭で育ったお嬢様……という感じのものが多い気がするが、本作では貧困家庭の長女に扮するようだ。家計を助けるために、学校には内緒で夜のバイトをしている玲奈。欠席しがちなところも含めて、りおの頭を悩ませる存在になりそうだ。
そして、2023年放送の『下剋上球児』(TBS系)でブレイクを果たした橘優輝についても触れていきたい。本作で橘が演じる小村悠馬は、ヤンチャな高校生。紹介文を読むかぎりだと、素直な性格のようにも思えるが、その素直さが吉と出るか、凶と出るか……。りおの心の支えとなる存在になってくれることを願いたい。
また、2023年4月にHKT48を卒業した矢吹奈子は、ギャルっぽい女の子・吉良萌子を演じる。矢吹は、HKT48、AKB48、IZ*ONEとさまざまなアイドルグループに参加していきたこともあり、“THEアイドル”の印象が強いが、卒業後は着実に役者としてのキャリアを積んでいる。『顔だけ先生』(東海テレビ・フジテレビ系)や、『沼る。港区女子高生』(日本テレビ)など学生役を演じる機会も多かったため、本作では生徒役のキャスト陣を引っ張る存在になるのではないだろうか。