『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』スピンオフならではの魅力 “凸凸コンビ”が大活躍

『ワイルド・スピード』初のスピンオフの魅力

ホブスとショウ、それぞれの“ファミリー”

 『ワイスピ』シリーズの根幹にあるテーマは“ファミリー”だ。ドミニク率いる血の繋がりのない“ファミリー”の絆は、多くの観客の胸を熱くしてきた。スピンオフである本作の原題は『Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw』で、ホブス一家とショウ一家の、やはり“ファミリー”の物語が描かれていく。それぞれ血の繋がった、しかし一筋縄ではいかない家族の絆。こちらも熱い展開が胸を打つ、『ワイスピ』シリーズらしさ全開のストーリーに注目してほしい。

 『ワイスピ』シリーズ本編では、主人公たちに対立するキャラクターとして登場したホブスとショウ。しかしそれぞれ高い人気を獲得し、このスピンオフでのコンビ結成は多くの注目を集めた。ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウは初登場のあと、シリーズ9作目『ICE BREAK』にカメオ出演、10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』にも登場し、すっかりドミニクのファミリーと協力関係を築いている。

 2026年、シリーズ11作目でグランド・フィナーレを迎えることがわかっている『ワイスピ』シリーズ。ホブス役のジョンソンは一時期シリーズを離れるとも宣言していたが、10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』で復帰を果たし、新作のスピンオフ主演作も控えているという。

 人気キャラクター2人のチームアップで、本流に勝るとも劣らない魅力のある『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』。『ワイスピ』らしさと同時に、この2人のバディでしか出せないオリジナルな魅力をぜひ感じてみてほしい。

■放送情報
映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
フジテレビ系『土曜プレミアム』にて、7月6日(土)21:00~23:10放送
出演(吹き替え声優):ドウェイン・ジョンソン(小山力也)、ジェイソン・ステイサム(山路和弘)、イドリス・エルバ(山寺宏一)、ヴァネッサ・カービー(沢城みゆき)、ヘレン・ミレン(沢田敏子)
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:クリス・モーガン、ドリュー・ピアース
製作:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、クリス・モーガン
©2019 UNIVERSAL CITY STUDIOS PRODUCTIONS LLLP. ALL RIGHTS RESERVED.

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる