『悪人伝』イ・ウォンテ監督によるサスペンス『対外秘』11月15日公開 特報&ビジュアルも
『悪人伝』のイ・ウォンテ監督最新作『The Devil's Deal(英題)』が、『対外秘』の邦題で11月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開されることが決定した。
本作は、権力を競い合う表社会の政治闘争と、莫大な金を巡り、命まで奪い合う裏社会の両方で繰り広げられる騙し合いと裏切りの心理戦、襲撃と返り討ちを描いたサスペンス。韓国では、『THE FIRST SLAM DUNK』を抑えて初登場No.1を記録したほか、カナダ、イタリア、ハワイ、オーストラリア、イランなどの映画祭に出品された。
『悪人伝』のイ・ウォンテ監督が、緊迫感のある攻防劇を一切のタブーなしで映像化。キャストには、『工作 黒金星と呼ばれた男』のチョ・ジヌンのほか、『KCIA 南山の部長たち』のイ・ソンミン、『犯罪都市 PUNISHMENT』のキム・ムヨルらが名を連ねた。
1992年、釜山。党の公認候補を約束されたヘウン(チョ・ジヌン)は、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテ(イ・ソンミン)が、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した“極秘文書”を手に入れ、チームを組んだギャングのピルド(キム・ムヨル)から選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかった。
あわせて公開された特報映像では、巨大権力の策略によって公認候補を外された弱小政治家・へウンが“極秘文書”を盾に、国の政治を裏で支配する権力者・スンテに挑戦状をたたきつける下剋上バトルが開戦。「この闘いは俺が勝つ」とリベンジに燃えるへウンに対し、政界を牛耳るスンテの「そんなに“納品”されたいか」とドスの利いたセリフが、スリリングに浮かび上がる。さらに一攫千金を狙うヤクザ・ピルドまで加わり、血と札束が舞う悪人三つ巴の死闘に発展していく。果たして、国家をも転覆させる“極秘文書”に秘められた内容、そして“それ”を知った者に待ち受ける“納品”とは。
またティザービジュアルには、特報映像にも登場したドラム缶が描かれている。このビジュアルを使用したティザーチラシは、7月5日より上映劇場にて順次掲出されるが、100枚に1枚の割合で特別ビジュアル「チョ・ジヌン“納品”ver.」があるという。
■公開情報
『対外秘』
11月15日(金)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:チョ・ジヌン、イ・ソンミン、キム・ムヨル
監督:イ・ウォンテ
配給:キノフィルムズ
2023年/韓国/韓国語/116分/カラー/スコープ/英題:The Devil's Deal/5.1ch/字幕翻訳:鷹野文子/ G
©2023 PLUS M ENTERTAINMENT AND TWIN FILM/B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:taigaihi.jp