『正直にお伝えします!?』コ・ギョンピョ&カン・ハンナが急接近 波乱の恋リアの行方は?

『正直にお伝えします!?』恋リア出演で波乱

 番組内で、チョイとキベクとチョンウンの3人は遊園地デートをすることになる。キベクは、居合わせた客に絡まれるチョンウンを助けて、好感度が一気に上昇する。チョイの登場により、キベクとウジュの関係性に変化が表れる。チョイから「気になる人がここにいるの?」と聞かれたキベクは、「いるよ」と答える。「その人は私だったりする?」と問うチョイに、「いや」と秒で答えるキベクの心にはウジュがいるのだ。

 ウジュに「ときめいたのよ。今もときめいてる」と告白されたキベクは、番組に出演している手前、ウジュに告白しないことに決めていたが、心はウジュに告白したくなっていたのだった。

 キベクは、学生時代からスマートでイケメンで頭が良く、人気アナウンサーとして活躍していた。けれど、それは彼の本当の姿ではない、“虚像”だ。ウソがつけなくなった本当のキベクの姿を、ウジュは愛し始めている。そしてキベクもまた、そんな自分を受け入れてくれるウジュのことを好きになっている。これまで、番組出演者とスタッフの立場だったキベクとウジュだが、番組から女性が一人抜けたことで、ウジュが出演者となることになる。

 そんな中、ウジュとキベクの惹かれ合う様子に焦るチョンウンは、ウジュが元カノだとキベクに告げる。ウジュが恋愛バラエティに出演することで、番組内でキベクとチョンウンがウジュを巡って激突するさまが繰り広げられるのだろう。コ・ギョンピョが、スマートな”虚像”の殻を脱ぎ、朴訥としながらも誠実で正義感の強いキベクが成長していくさまを演じる姿に、この人はやはり上手いと思わせられる。

 コ・ギョンピョが『月水金火木土』で演じてみせたジホは、静かな中にコミカルさのある愛おしいキャラクターだった。『シカゴ・タイプライター ~時を越えてきみを想う~』では、タイプライターに宿る霊を演じ、視聴者の涙腺を刺激した。同作でもコ・ギョンピョは、深みのある役柄のなかにコミカルさを上手に同居させ、ユ・アインを相手にブロマンスを魅せている。

 本作では、ウソがつけなくなるというユニークな役に挑戦し、新たな顔を見せているが、それも「コ・ギョンピョらしい」と頭につけたくなる演技だ。ここからカン・ハンナを相手に、コ・ギョンピョがどんなふうにときめかせてくれるのか。カン・ハンナがウジュとしてどんなヒロインを作り上げていくのか。さらに、ピノキオの鼻ならぬキベクの“くしゃみ”は、どう着地するのだろうか。

■配信情報
『正直にお伝えします!?』
Netflixにて配信中
出演:コ・ギョンピョ、カン・ハンナ、チュ・ジョンヒョク
原作・制作:チャン・ジヨン、チェ・ギョンソン
(写真はJTBC公式サイトより)

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