松田元太、永瀬廉は「まさに“男友達”みたいな感じ」 『東京タワー』で発見した新たな一面
永瀬廉&松田元太は会話をしているようでしていない!?
――お2人は初共演ということで、今回改めて発見したことがあれば教えてください。
松田:シーンとシーンの間で絵しりとりをしたのですが……廉は絵が下手でした。でもなんか好きになっちゃうようなかわいい下手さってありますよね。癖になっちゃうというか。だから自分の携帯で写真を撮って残しています。廉の絵を記録できたらいいな。
永瀬:元太は耕二の見た目にすごくこだわっているんですよ。サングラスがあったらちょっと頭にかけてみたり、ヘッドホンをしてみたり。そういう部分で元太なりに耕二という役柄を見た目の部分から探っているんだろうなとわかります。仕事に対してちゃんと考えがある人なんだと分かりましたね。
――初めてのインタビューの時からテンポのいいやりとりができている印象でしたが、お2人は最初から息が合っているのでしょうか?
松田:お互いによく話すんですけれど、深く考えずに会話ができるのでいい意味で適当というかストレスがありません。本当に一緒にいて楽だし、まさに「男友達」みたいな感じ。
永瀬:意味をよく考えたら会話になっていないんですよね。僕らの話ってどっかズレたままお互いそれを止めずに思ったことを言い合っているだけ。だから会話というよりは騒いでいるというか、お互いが独り言を言っているくらいの感じ。僕は、元太と会話していると思ったことがないんですよ。
松田:ええ? 嘘~! 僕は、めっちゃ会話してると思ってた(笑)。
永瀬:それくらい緩く喋れる相手ですね。
――ドラマの演出の部分で注目してほしいところを教えてください。
永瀬:やはり東京タワーがとても綺麗です。大事なシーンではバックに東京タワーが映っていますが、それこそ、いろんな表情があって、透の心情とマッチしているかのように見えるくらい。撮った絵をモニターでチェックしていて東京タワーと親和性のあるシーンがすごいなと感じますし、より思い入れが強くなりましたね。
松田:表情でもインパクトのあるシーンや記憶に残るシーンを届けられたらいいなと思っています。例えば、なぜここでニヤッと笑ったんだろうとか、なんでこんなにまばたきもせず見ているんだろうとか。耕二のそういうところにも注目して観てほしいですね。そう思いつつ、どこかで果物をかじりたいなという希望はあります。(映画版『東京タワー』のような)“果物かじりチャンス”はどこかにあると思いますので。ジャグジーを使いながらザクロとかをかじれたらいいなと思っています。
永瀬:いちごとかではアイドル感が増すから、ちゃんとワイルド系でね(笑)。
■放送情報
オシドラサタデー『東京タワー』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:00~23:30放送
出演:永瀬廉、板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMI
原作:江國香織『東京タワー』(マガジンハウス刊、新潮文庫刊)
脚本:大北はるか
音楽:近谷直之
監督:久万真路ほか
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、岡美鶴(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日、ストームレーベルズ
©︎テレビ朝日
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