瀬戸康史、『くる恋』では“渋キュン”を担当? 「何歳になっても胸キュンしていい」

瀬戸康史、『くる恋』では“渋キュン”担当?

 “ラブコメ”だけにとどまらない“ミステリー”要素も兼ねたTBSドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』。第1話から主人公・まこと(生見愛瑠)をとりまく3人の男性が登場したが、その中で最年長の大人の色気を放っているのが瀬戸康史演じる西公太郎だ。フラワーショップの経営者であり、まことへの接し方を見ても、怪しい要素はないようには感じるが……。瀬戸は演じるにあたってどんな点を心がけているのか。役作りから現場の雰囲気まで話を聞いた。

瀬戸康史と西公太郎の共通点

――脚本を読んだ感想は?

瀬戸康史(以下、瀬戸):主人公が記憶喪失で、タイプの違う男性が3人出てくる。ラブコメとしてすごく面白いなと思いましたし、そこにミステリーが加わるということで、いろんな意味でドキドキしながら読みました。オリジナル作品なので、まだ僕たち自身もどうなっていくのかまったくわからないんです。なので、「次の台本が早く来ないかな」とすごくワクワクしています。

――現場でも、そういったお話を?

瀬戸:そうですね。今、第5話まで台本をもらってるんですけど、最後がまさかの展開で……「あれは!?」とみんなで話していました(笑)。

――本作は、これまでにも胸キュン作品が多く放送されてきた火曜ドラマ枠です。

瀬戸:この枠ということもあって、キュンキュンさせたいな、と思いますよね(笑)。でも“公太郎の場合は”ですけど、「キュンキュンさせてやろう」といういやらしい気持ちを持つのはあまり良くないというか。“さらっと”が彼のテーマかなと思うので、力まず、狙わず、というのを心がけています。

――演じる西公太郎はどんな人物でしょうか? 共感するところも教えてください。

瀬戸:まことの自称・元カレで、フラワーショップを経営している人物です。とっても優しくて、気持ちは正直に伝えるタイプの人間で。先ほど話したように、優しさも押し付けがましくなくて、さらっといろんなことをこなすような人ですかね。その“さらっと”みたいなところは、僕自身、わりと似ているのかなと思います。

――これまで撮影されてきて、面白さ、難しさなどはいかがですか?

瀬戸:難しさはないです。面白さとしては、僕の役がやっとまことだけじゃなくて、朝日(神尾楓珠)や律(宮世琉弥)とも絡み出したんです。だから、ここから男性陣の小競り合いがあるのかないのかわかりませんが、そこが楽しみではありますね。

――お芝居をする上での面白さはどうですか?

瀬戸:セリフではあるんですけど、エチュードをやっているような感覚があるかもしれないです。なのでナチュラルな会話というか、飾ってない会話のシーンは、演じていて面白いです。

――第1話では、まことに寄り添う柔らかい声のトーンが印象的でした。

瀬戸:たぶん、お芝居で自然とそうなっているんだと思います。(声のトーンを)まったく心がけていないわけではないですけど、あまりそこに重きは置いてなかったので、お芝居の流れで優しさがこぼれている感じだと思います。

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