『踊る大捜査線』12年ぶり新作は室井慎次が主役 “踊るプロジェクト”は他にも続く?

『踊る大捜査線』新作は室井慎次が主役

 また、新作の発表を受けて、SNS上では「すみれさんも帰ってくるかな」「すみれさんは生きてるの?」とすみれの安否を気にする声も上がっている。

「深津絵里さん演じるすみれは、『THE FINAL』で青島を助けるためにバスで倉庫に突っ込みました。その後、バスから出てきたすみれが半透明になっていたり、青島に抱きとめられた後、登場シーンがなかったりしたことから、結局すみれは生きているのか死んでいるのか、当時から議論になりました。ファンにしてみれば、新作で決着をつけてほしいと思う気持ちは強いはずです」

 さらに最近、奇しくも往年の刑事ドラマのキャストが再集結して新作が作られるケースが続いている。5月には『あぶない刑事』シリーズの8年ぶりとなる新作『帰ってきた あぶない刑事』が公開予定。同作では、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)のどちらかの“娘かもしれない女性”として、土屋太鳳の出演も発表されている。

 杉本氏は「新作を作るにあたって、ゲストや新たなレギュラーとして、旬の若手俳優が起用される可能性も考えられます」と語る。

 昭和39年(1964年)生まれの室井は、現実と同じように作中時間が流れているとすると、今年で60歳。いよいよ定年も近いが、青島との“約束”を果たし、本庁の改革を成し遂げることはできるのか。早くも新作の公開が待ち遠しい。

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