『となりのナースエイド』『PICU』『東リべ』 高杉真宙が“バディ役”で好演続く理由とは

高杉真宙が“バディ役”で好演続く理由

 『となりのナースエイド』と同じく医療ドラマの『PICU 小児集中治療室』(2022年/フジテレビ系)では、武四郎(吉沢亮)と兄弟のように育った大親友で、同じ医師として頑張っていた悠太を演じた。悠太は過酷な環境に疲れ果てていたが、それを誰にも相談することができず、自殺を図って武四郎のいる病院に搬送された。病院で思いがけない再会を果たした2人。吉沢と高杉による熱い友情の芝居に涙した視聴者も多いだろう。

 吉沢と高杉、この2名が並ぶと思い浮かぶのが人気漫画を実写映画化した『東京リベンジャーズ2』だ。高杉演じる千冬と北村匠海演じるタケミチとの“バディ感”や、場地(永山絢斗)との魂の繋がりを感じさせる名演の数々は、“相棒”としての高杉を私たちに強く印象づけた。

高杉真宙×永山絢斗の“ペヤング”が待ち遠しい 『東京リベンジャーズ』千冬の一本気な魅力

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 コミカルだろうとシリアスだろうと、相手の魅力を引き出しながら、自らの役柄もしっかりと演じ、ドラマ全体を引っ張っていけるのが高杉の大きな魅力である。『となりのナースエイド』はコミカルな場面とそうでない場面のバランスが絶妙である。本作ではどちらの雰囲気にも馴染む高杉の良さが存分に発揮されているのである。

■放送情報
水曜ドラマ『となりのナースエイド』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:川栄李奈、高杉真宙、水野美紀、矢本悠馬、吉住、古田新太、小手伸也、織田梨沙
脚本:オークラ
音楽:井筒昭雄
演出:内田秀実、今和紀(泉放送制作)
チーフプロデューサー:松本京子
プロデュ―サー:藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織(AX-ON)、島﨑敏樹(泉放送制作)
制作協力:AX-ON、泉放送制作
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/
公式X(旧Twitter):@tonari_ntv
公式Instagram:@tonari_ntv

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