白石和彌監督『碁盤斬り』特報映像公開 “復讐”に燃える草彅剛を描いた5種のビジュアルも

草彅剛主演『碁盤斬り』特報映像公開

 5月17日に公開される草彅剛主演映画『碁盤斬り』の特報映像とイラストティザービジュアルが公開された。

 古典落語をベースにした本作は、ある“冤罪事件”によって娘と引き裂かれる男が、父として武士としての誇りを賭けた“復讐”を誓うヒューマンドラマ。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草彅と、本作が自身初の時代劇となる『孤狼の血』などの白石和彌監督が初タッグを組んだ。共演には、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼らが名を連ねた。

 冤罪事件を起こした浪人・柳田格之進(草彅剛)は藩を追われ、娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで明かされた真実に、格之進は激高し仇討ちを決意する。だがそれは、父娘が引き裂かれることを意味していた……。

 公開されたティザービジュアルは、5人のイラストレーターがイラストを担当。いずれも草彅扮する主人公・格之進の「復讐」に燃える姿をイメージしており、木内達朗による「黄金の野を黙々と仇を探す旅をする格之進」、ゴトウヒロシの「鋭い視線で今にも斬りかかりそうな格之進」、柳智之の「囲碁で闘う格之進の手」、高橋将貴による「静かに怒りを湛える格之進」、牧野伊三夫の「目の前の罪と向き合い躍動する格之進」の5種類が集結した。

映画『碁盤斬り』特報

 さらに特報映像では、穏やかな風貌の格之進が静かに佇んでいるところに、「父は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という清原扮する格之進の一人娘・お絹の言葉が響き渡る。それを機に、いわくありげな人物が次々と迫り来て、「あの日の約束を、忘れてはおらぬな! 忘れてはおらぬな!」と格之進が激高し、刀を振り下ろす内容となっている。

■公開情報
『碁盤斬り』
5月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:草彅剛、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼
監督:白石和彌
脚本:加藤正人
配給:キノフィルムズ
©2024「碁盤斬り」製作委員会
公式サイト:https://gobangiri-movie.com
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/gobangiri_movie

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