主人公はなぜ自身の左手に罪悪感を抱いたのか 『左利きの少女』本編映像&新場面写真公開

『左利きの少女』本編映像&新場面写真

 8月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開される映画『左利きの少女』の本編映像と新場面写真、メイキング写真が公開された。

 本作は、『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカーが共同脚本・編集・製作を務め、長年ベイカーをプロデューサーとして支えてきた台湾出身のツォウ・シーチンによる単独監督デビュー作。第98回アカデミー賞国際長編映画賞の台湾代表に選出され、同賞の最終候補15作品にリストインしたほか、第26回東京フィルメックスでは観客賞を、第20回ローマ国際映画祭では最高賞を受賞した。

 台北、夜市・麺屋台。5歳のイージン(ニーナ・イエ)は、借金を背負ったシングルマザーのシューフェン(ジャネル・ツァイ)とハイティーンの姉イーアン(マー・シーユエン)と共に生活を立て直すべく田舎町から舞い戻る。ある日、昔気質の祖父に利き手である左手を“悪魔の手”とそしられ、罪悪感を抱きはじめたイージン。その悪魔の手は図らずも、家族それぞれがひた隠しにする“罪”をあぶり出していく。

 本日8月13日は「左利きの日」。1992年、イギリスの「Left-Handers Club」という団体が、“左利きの人たちの生活環境を向上させる”目的で、8月13日を「国際左利きの日」として制定したという。本作の主人公である少女イージンも5歳の左利き。祖父から“左利きは悪魔”とそしられ、左手に罪悪感を抱いていくのだが、実はツォウ・シーチン監督も“元左利き”。思春期に祖父から「左手は“悪魔の手”だから使ってはいけない」と言われた実体験を基にしている。

映画『左利きの少女』本編映像

 そんな「左利きの日」を記念して公開された本編映像は、主人公・イージンが自身の左手に罪悪感を抱くきっかけとなるシーン。「左手は汚れてる、悪魔の手だ。悪魔の手助けをしているんだぞ!」と昔気質の祖父から左手づかいを激しく叱責され、ひどくショックを受けるイージン。その晩もずっとベッドの上で、祖父から否定された左手をまざまざと見上げる5歳の少女の姿が捉えられている。

 あわせて公開された新場面写真では、小さな手で器用に箸を持ち姉のイーアンと一緒にカップ麺をすするイージンの姿や、悪魔の手と祖父から叱られた左手に罪悪感を抱き、幼さの残る手で大きな包丁を握りしめ、真剣な眼差しで自身の左手を凝視する衝撃的な瞬間が切り取られている。

 また、自身も幼い頃イージンと同じように“左づかい”を祖父から強く怒られたツォウ・シーチン監督の撮影風景が捉えたメイキング写真も公開された。

 なお、本作の鑑賞者には入場者プレゼントとして、日本限定ビジュアル・ポストカードが配布される。祖父に「左づかい」を叱られた主人公のイージンが自分自身の左手に罪悪感を抱いた様子を切り取った絵柄となっている。

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■公開情報
『左利きの少女』
8月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
出演:ニーナ・イエ、マー・シーユエン、ジャネル・ツァイ
監督:ツォウ・シーチン
脚本:ツォウ・シーチン、ショーン・ベイカー
製作・編集:ショーン・ベイカー
提供:スターキャット
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
2025年/台・仏・米・英/中国語/5.1ch/スコープ/108分/原題:左撇子女孩/英題:Left-Handed Girl/日本語字幕:神部明世/映倫区分:G
©2025 LEFT-HANDED GIRL FILM PRODUCTION COMPANY LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://cinema.starcat.co.jp/left-handed-girl/
公式X(旧Twitter):https://x.com/lefthanded0814

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