ソン・ガンは次世代の韓流四天王に? “Netflixの息子”の称号に相応しいおすすめドラマ4選

ソン・ガンのおすすめドラマ4選

 「Netflixの息子」「マンチッナム(漫画から飛び出してきた男)」「顔天才」の称号を持つ次世代スターとして人気沸騰中のソン・ガン。二次元そのままのような美しいビジュアルに、186センチの長身と驚異的なスタイルを誇る。さらに、器械体操の選手だった父親譲りの逞しい肉体を持つソン・ガンは、現在Netflixで配信中の『マイ・デーモン』が世界的にヒットし、大ブレイク中だ。2017年のデビュー後、瞬く間に世界的人気スターの階段を駆け上った彼のオススメ作品4選をご紹介したい。

『恋するアプリ Love Alarm』シーズン1&2

『恋するアプリ Love Alarm』Netflixにて独占配信中

 まずは、2019年に倍率900倍のオーディションを勝ち抜き、見事主演の座を射止めたNetflixオリジナルドラマ『恋するアプリ Love Alarm』。ソン・ガンは、本作で人気モデルのファン・ソノ役を演じ、人気に火が付いた。ヒロインを務めるのは、『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』のキム・ソヒョン。次世代を担うスターのチョン・ガラムとソン・ガンが、ヒロインを巡りラブトライアングルを繰り広げる、ウェブトゥーン原作のロマンス作品だ。

 本作は、自分のことを好きな人が近づくと、アラームが鳴る“Love Alarm”というアプリが開発された世界で、アプリを介して恋心を表現する高校生から大人たちのラブストーリーが描かれている。ソン・ガン演じるソノの人気が高く、ヒロインのキム・ソヒョン演じるジョジョが、シーズン1ではソノと両想いになりながらもトラブルが起き、シーズン2に続く展開となっていた。

 シーズン2では物語のテイストが変化し、ジョジョに片想いをするヘヨン(チョン・ガラム)の存在感が増し、「ソノとヘヨンどっち派?」と観ている側も盛りあがりを見せた。ソン・ガンがブレイクするきっかけとなった作品で、ファンなら必見だ。

『ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー』

『ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー』(tvN公式サイトより)

 続いて、こちらもウェブトゥーン原作のヒューマンドラマ『ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー』。本作でソン・ガンは、23歳のバレエダンサー、イ・チェロク役を演じている。物語は、ソン・ガン演じるチェロクの元に、70歳の元郵便配達員シム・ドクチュル(パク・イナン)がバレエを教えてほしいとやって来たことから始まる。年の離れたチェロクがドクチュルにバレエを教えていく中で、2人の間に生まれる友情と、家族愛に溢れたハートフルなヒューマンドラマに号泣する視聴者が続出した。チェロクとドクチュルそれぞれの成長物語にもなっており、ソン・ガンはバレエの特訓を受けて役に臨み、美しいダンスを披露した。笑って泣けて心が温かくなるハートフルドラマで、何歳になっても夢を諦めない大切さを教えてくれる、涙活にもオススメの名作だ。

『わかっていても』

『わかっていても』(JTBC公式サイトより)

 ソン・ガンが、『ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー』から一転、甘く危険な香りを放つ魔性の男を演じた『わかっていても』。本作でソン・ガンは、恋愛はめんどくさいが、友達以上恋人未満の関係性は欲しい芸大生パク・ジェオンを演じ、名セリフ「蝶を見にくる?」が生まれた。恋愛にトラウマを抱え、愛は信じないが恋愛はしたい女ユ・ナビ(ハン・ソヒ)が、恋人を作らず数多くの女性と肉体関係を結ぶ“危険な男”ジェオンと出会い、惹かれ合っていく。

 ドラマの中で“蝶”が効果的に使われており、主人公のナビと言う名前は、韓国語で蝶を表している。さらに、ジェオンは蝶が好きで、首の後ろに蝶のタトゥーを入れ、作品のモチーフにしたり、自宅にもたくさんの蝶を飼っている。ソン・ガンが演じるジェオンがとにかくカッコよく、誘い文句である「蝶を見にくる?」と言うときの、少し甘えたような鼻濁音がかった低音ボイスがたまらない! ソン・ガンの色気ある眼差しに、危険な男だと“わかっていても”、好きになっちゃいけないと“わかっていても”、恋人未満だと“わかっていても”ーー。ソン・ガンが、抗えない魅力で何度も誘ってくるのを楽しんでほしい作品だ。

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