安田顕、田沼意次役で『大奥』出演 「周りから見たら受け入れがたい人物になっている」

安田顕、田沼意次役で『大奥』出演決定

 2024年1月18日よりフジテレビ系で放送がスタートする小芝風花主演の木曜劇場『大奥』に安田顕が出演することが決定した。

 本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描く物語。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた『大奥』が、儚いラブストーリーとして帰ってくる。なお、フジテレビの連続ドラマとしては、2005年に放送された『大奥~華の乱~』以来、約20年ぶりの復活となる。

 主演の小芝のほか、亀梨和也、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太(Snow Man)、栗山千明が出演。演出には『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)の兼﨑涼介を迎え、脚本は『好きな人がいること』(フジテレビ系)や『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の大北はるかが担当する。

 安田が演じるのは、小身旗本の出で成り上がり側用人の田沼意次。貧乏な旗本出身ながら破竹の勢いで出世を果たし、小姓から将軍の側近である側用人、さらには幕政のトップの老中にまで上り詰めた。上昇志向の塊で権謀術数にたけた政治家であり、大奥総取締である松島の局(栗山千明)と結託し、幕府を思いのままにするべく自身の出世をはかる。また、田沼は家治のある重要な秘密を握っていて……。

 安田の木曜劇場への登場は、『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)以来、約9年ぶりとなる。

安田顕(田沼意次役)コメント

出演が決まったときの思い

『大奥』は非常に歴史のあるフジテレビを代表する作品で、それが復活するというときに声を掛けていただいたのはとても光栄に思っています。感謝しております。

作品の印象

20代後半から30代にかけていろいろとお仕事をさせていただく中でドラマから離れていた時期もあったのですが、そんなにテレビを見ていなかった自分ですら『大奥』という作品が話題になっているなと感じていたことを覚えています。今回、そんな作品に出られることがうれしいです。

演じる役の印象や役作りについて

現代にも通ずる資本主義的な考えを持っていた田沼意次はすごいなと思っています。裏表がはっきりしているというよりは、悪い顔が裏だとしたら、その延長線上に表の顔があるような気がしています。自分自身が悪いことをしているという自覚は全くなくて、自分の信条のもと突き進んでいった結果、周りから見たら受け入れがたい人物になっている。全ては自分の志のために行動している人なのかなと思っています。なので、この田沼意次の姿を見て、この姿を見た誰かが“自分もこういうことやってしまったな”という気付きになってくれたらいいなと思います(笑)

視聴者へのメッセージ

いいドラマをお届けできるよう、精いっぱい頑張っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

安永英樹(企画)コメント

田沼意次は賄賂まみれの悪役のイメージが強いかもしれませんが、現在、先駆的な経済政策を取り入れようとしていたとして再評価されている人物です。ですが、本作の田沼は“悪い奴”です。その田沼をどなたにお願いしよう……と思案していたところ、私が担当していたとあるバラエティー番組の収録で安田顕さんがふと、とても“やんちゃ”で“悪そうな”顔をされていました。その様子を見て“これは田沼をお願いするしかない!”と思ったのが始まりです。悪い人物ではありますが、ユーモアもある悪役を演じる安田顕さんをぜひ楽しみにしていただければと思います。

■放送情報
木曜劇場『大奥』
フジテレビ系にて、2024年1月18日(木)スタート 毎週木曜22:00~22:54放送
※初回75分スペシャル
出演:小芝風花、亀梨和也、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太(Snow Man)、栗山千明、安田顕
脚本:大北はるか
企画:安永英樹
プロデュース:和佐野健一、清家優輝、出井龍之介、庄島智之
演出:兼﨑涼介、林徹、二宮崇、柏木宏紀
制作協力:ファインエンターテインメント
制作著作:フジテレビジョン、東映
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/
公式X(旧Twitter):@ohoku_fujitv
公式Instagram:@ohoku_fujitv

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