“アイシナモロール”って何者? マイペースなシナモンと安田顕の掛け合いがクセになる

シナモンと安田顕の掛け合いがクセになる

 年に1度行われる、サンリオの人気投票企画「サンリオキャラクター大賞」。

 2023年は、史上最多の投票数4448万7850票を記録するほど注目を集めた同イベントで、2020年以降4連覇を記録しているキャラクターがいる。2023年の同イベントで430万票を集めたシナモロール(以下、シナモン)だ。

 白くてふわふわとしたフォルム、小さいゆえの上を見上げたような動き、優しくて元気いっぱいなX(旧Twitter)での発信など魅力がたっぷりで性別を問わず人気なシナモン。

 そんなシナモンに見えるような、見えないような……といった見た目のアイシナモロールをご存じだろうか。アイシナモロールが急速に名を広げたのは、10月7日よりTBS系で放送をスタートさせた『シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング』。番組で初めてアイシナモロールをみた人からすれば「めちゃくちゃシナモンに似ているけど、ちょっと違う気がする」「でも、自分のことシナモンって呼んでいる」と混乱したはずだ。

 本稿では、そんな方に向けて、今一度アイシナモロールを紹介。その魅力をお伝えしたい。

 アイシナモロールとは、パラレルワールドの世界でのシナモンのこと。実はお馴染みのシナモロールは遠い空の雲の上で生まれた白いこいぬの男のコ。ある日、空からフワフワ飛んできたところを「カフェ・シナモン」のお姉さんに見つけられたという設定である。

 一方のアイシナモロールは、“もしも「カフェ・シナモン」のお姉さんと出会っていなかったら”という設定。そのため、キャラクターコンセプトも少し異なり、ほんのすこしだけ大人っぽく、どこか達観しているキャラクター性が魅力である。実際に、公式サイトのコンセプトをチェックしてみると「みんなに羨ましがられるキラキラした毎日じゃなくても、お昼寝したり、遊んだり、試行錯誤したり…」「ちょっと肩の力が抜けるくらいがちょうどいいのかも?」という記述が。いわば、ご自愛マインドをより一層大切にしているシナモンなのだ。

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