『うちの弁護士は手がかかる』パロディが大きな要素に “くらあん”コンビには新たな展開が

『うち弁』パロディが大きな要素に

 さて、冒頭で触れた“くらあん”コンビだが、杏が告げる「私は、あなたがいなくても大丈夫ですから」という一言によって、蔵前は香澄法律事務所を去ることになってしまう。これは、蔵前とカオリ(安達祐実)の「梨乃さん、蔵前に戻ってきてほしいみたいだったから」という会話を杏が盗み聞きしてしまったことから、良かれと思い行動に移した結果だ。姉であるさくら(江口のりこ)を前にした時など、杏は時折遠くを見つめる表情を浮かべるが、その深い孤独や憂いのような心情を感じさせる演技は、これまで平手友梨奈があまり見せてこなかった芝居のように思える。

 第8話のテーマの一つである「血縁」は、杏とさくらを彷彿とさせる関係性でもある。「血の繋がりなんて意味ないです。血が繋がっていなくても、分かってくれる人はいます」と杏は学生時代に法律を教えてくれた先生の椿原(野間口徹)の存在を蔵前に話すが、その“分かってくれる人”が蔵前であることに杏が気づくのはまだ先の話なのかもしれない。

■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00〜21:58放送
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向 亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸
プロデュース:金城綾香
主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

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