『ブギウギ』本上まなみが“はな湯”存続の鍵を握る? 子どもからも愛される優しい声色

『ブギウギ』本上まなみがはな湯存続の鍵に?

 本上は現在京都に在住しており、俳優だけではなくコメンテーター、ナレーター、文筆家など広いフィールドで活躍している。本上といえば、20〜30代の方ならかつてNHKで放送されていたアニメ『おでんくん』の主人公・おでんくんの声優というイメージも強いのではないだろうか。普段の本人からは想像もつかない声が、ちょっと抜けているおでんくんのゆるいキャラクターに見事にハマっていた。一方、2019年からは『映画 すみっコぐらし』シリーズのナレーションを務めており、親が子供に絵本を読み聞かせるような優しい声で観客をメルヘンな世界に誘っている。『おでんくん』を観て育った人が親になり、自分の子供と一緒に『すみっコぐらし』を観ているケースもあるだろう。

 俳優としては、最近だと推理小説作家・江戸川乱歩の知られざる誕生秘話を描いたNHK土曜ドラマ『探偵ロマンス』に出演。主人公・平井太郎(濱田岳)の下宿の女将・時子を演じ、家賃を払わない太郎の尻を叩く時子の厳しさの中にある優しさを表現した。

 「この人に任せればどんな仕事も安心だ」と思えるような安心感があるからこそ、芸歴30年以上が経った今も様々な角度からのオファーが絶えないのだろう。そんな本上が今回演じる光子は、ゴンベエとどんな関係にあるのだろうか。はな湯の顔であるツヤがいなくなり、その存続が危ぶまれる今、彼女が問題解決の鍵を握っていることを願いたい。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK

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