キム・ヒャンギ×シン・ヒョンスン、初披露の歌は「真心を込めた」 『プレイ・プリ』を語る

キム・ヒャンギ&シン・ヒョンスンが語る

キム・ヒャンギ「台本を読んだとき、メッセージや長所がたくさんあると感じた」

ーー今回の作品は歌がキーポイントになっています。お二人がドラマで初めて歌唱を披露されるということで、難しかったところや楽しかったところを教えてください。

ヒャンギ:今回一番難しかったのは物理的なことではなく、心のプレッシャーをなくすことでした。音楽というのは演技と関連があると思うので、撮影中は「自分はこんなに実力があるんだ(演奏ができるんだ)」ということを見せるのではなく、感情をしっかりと伝えなければ……と考えました。映像や音楽を通して、視聴者の皆さんに感情や気持ちを伝えることが大切だと改めて思いました。歌唱シーンでは、表情を作るときも真心を込めて演じるようにしました。

ヒョンスン:僕は、歌のシーンを撮影する前日はいつも眠れませんでした(笑)。このドラマに出てくる音楽や歌は、ただ聴き流すものではなくて、2人の気持ちを伝える方法だと思いました。なので、歌に合った感情や、歌に合わせた2人の関係を表現しようと気を配って演じました。

『プレイ・プリ』

ーーこの作品は『愛の不時着』『梨泰院クラス』のプロデューサーが参加して日韓同時配信されるなど、非常に注目度が高い作品です。この作品で主演を務めることはお二人にとってどのような意味がありますか?

ヒョンスン:この作品に出演したら、きっと新しいことができるだろうと感じました。楽器、歌、ダンスが学べると思いましたし、とにかく新しいことに挑戦できると期待していました。これまでに芸能人の役を演じたことはありましたが、アイドルの役は1回も演じたことがなかったので、これもまた新たな挑戦になると思いました。そしてドグクはとても正直な性格で、何でも正直に表現します。それは普段の僕が持っていないものなので、演じていて楽しかったです。

ヒャンギ:私はこの作品に出演すると決心して撮影に臨んだときに、作品が持っているメッセージや長所がたくさんあると思いました。いつも作品を選ぶときに「この作品にはどんなメッセージがあるのだろう」とか「この作品はどんな長所があるのだろう」と考えながら選びますが、台本を読んだとき、まさにメッセージや長所がたくさんあると感じたんです。さらに、私と同年代で年が近い人たちに共感してもらえる作品だろうと思ったんです。そんな人たちが抱えている心の痛み、乗り越えなければいけない困難などを演技でお見せすることができるのが嬉しかったです。私の周りにも実際に大学に通っている友達がたくさんいるのですが、そういう人たちに共感してもらえる作品になるだろうと思っています。

『プレイ・プリ』

ーー最後に、作品の見どころを教えてください。

ヒョンスン:まず歌が挙げられます。そしてドグクが初めてプリ(ハンジュがSNSで素顔を隠して歌を投稿している人物)と出会うところも見どころといえますし、ドグクとハンジュがお互いギクシャクしたり、ちょっとぶつかったりするシーンもとても魅力的です。

ヒャンギ:私は普段日本のドラマもよく観ているのですが、台本を最初に読んだときに日本の皆さんの感性に合うのでは……と思いました。実際にドラマとして出来上がったらどんなふうになるんだろうと考えながら台本を読んでいたのですが、監督もうまく引き出してくれましたし、意味を持った作品が出来上がったと思っています。この作品は良いところが多くて、本当に楽しめる要素が詰まっているので多くの方に観てほしいです。日韓の合作のドラマに出演するのは初めてだったので、撮影中は意識していなかったのですが、日本の皆さんが観たときにどんなふうに思ってくれるんだろうと、今とっても気になっています(笑)。

■配信情報
Huluオリジナル『プレイ・プリ』
日本はHulu、韓国はTVINGにて独占配信中(全8話)※毎週土曜2話ずつエピソード更新
出演:キム・ヒャンギ、シン・ヒョンスン、ヨンオ、カン・ソンヨン、ヤン・ドングン
製作:ヘリー・アン、イ・ミナ、ユン・ヒョンギ
演出:キム・ジョンチャン
脚本:パク・ユンソン
原作:2F(イエフ)『プレイリスト』(LINEマンガにて配信中)
©HJ Holdings, Inc
公式サイト:hulu.jp/static/playplii
公式X(旧Twitter):@playpliiHulu

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