ピンヘッドら魔道士たちの恐ろしい姿が 『ヘル・レイザー』4K版の予告編&場面写真公開
12月8日に公開される『ヘル・レイザー〈4K〉』の予告編と場面写真が公開された。
70年代末から80年代にかけてのホラー映画ブームの最後期に発表された本作は、「幻想恐怖」という新しい概念を提示したクライヴ・バーカーの初監督作。ピンヘッドを演じたのはダグ・ブラッドレイ。以後シリーズ7作で同役を演じた。ヒロインのカースティ役にアシュレイ・ローレンス、カースティの父役に『ダーティハリー』のアンドリュー・ロビンソン、継母役にローレンス・オリヴィエ賞の常連であるクレア・ヒギンズが扮している。
とある屋敷に引っ越して来た夫、ラリーと妻のジュリア。ある日、屋根裏でラリーが怪我をしたことによりおどろおどろしい姿の男が出現する。男はラリーの兄のフランク。実はフランクは極限の快楽をもたらすという謎のパズルボックスを手に入れ、そのパズルを解いたことで魔道士たちによって八つ裂きにされ肉体を失っていたが、ラリーが流した血によって覚醒したのだった。フランクはかつて愛人だったジュリアに生贄の血肉を捧げて復活しようと目論むが、ラリーの先妻の娘カースティは、継母の怪しい行動に勘付いていた……。
公開された予告編(ヘル・トレーラー)は、自分の生家に戻って来た男ラリーと、ラリーの兄フランクとかつて愛人関係にあった妻ジュリアの場面から始まる。そのフランクは永遠の苦痛と快楽を与える魔界への入り口を開き、ズルボックスの封印を解いたことにより肉体を失っていたが、あることをきっかけに覚醒してしまう。ジュリアの怪しい行動と、家の不穏な空気に、娘のカースティは気がついている様子も。
そして、「私はホラーの未来を見た。彼の名はクライヴ・バーカーだ」とスティーヴン・キングのコメントが表示され、絶叫するフランクとともに「永遠の苦痛と快楽を与える幻想恐怖超大作」のテロップが現れたあと、突如ひとり佇む首領・ピンヘッドが出現。映像の後半では、丸サングラスがトレードマークのバターボール、歯をカチカチ鳴らすチャタラー、フィメールら魔道士たち全員が登場。ラストは、ピンヘッドの「お前の魂をバラバラに引き裂いてやる」の決め台詞で締め括られている。
また、本作の前売り特別鑑賞券が、11月3日より劇場にて1500円で販売される。特典として、映画『ヘル・レイザー』の名シーンがプリントされ、レトロな風合いにデザインされた大判紙焼きの「映画宣伝用スチール」2枚セットがランダムにプレゼントされる。サイズは152mm×226mm。写真の使用におけるルールとお願いを記した「ヘルレイザーの重要規則」も同封される予定だ。
■公開情報
『ヘル・レイザー〈4K〉』
12月8日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
出演:アシュレイ・ローレンス、アンドリュー・ロビンソン、クレア・ヒギンズ、ダグ・ブラッドレイ
監督・原作・脚本:クライヴ・バーカー
製作:クリストファー・フィッグ
撮影:ロビン・ヴィジョン
音楽:クリストファー・ヤング
特殊メイク:ボブ・キーン
クリーチャー創造監修:ジョフ・ポーターズ
提供:キングレコード
配給:フリークスムービー
1987年/イギリス映画/94分/カラー/ビスタ/ニュー・ワールド・ピクチャーズ製作/フィルム・フューチャーズ・プロ作品/原題:Hellraiser/DCP
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公式サイト:HELLRAISER.JP
公式X(旧Twitter):@hellraiser_jp