伊原六花、片山友希、清水くるみ 朝ドラ『ブギウギ』で成長したスズ子を支える仲間たち
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロイン・鈴子は18歳になり、子役の澤井梨丘から趣里へと交代。「福来スズ子」という芸名で、梅丸少女歌劇団(USK)で奮闘する様子が描かれていく。そんなスズ子の仲間や、新たに出会う人たちを演じる新キャストを紹介しよう。
人気者の後輩・秋山美月(伊原六花)
花咲歌劇団から移籍し、スズ子の後輩となる秋山美月。タップダンスが得意で、男役として人気を博す美月を演じる伊原六花は、大阪府立登美丘高校のダンス部でキャプテンを務め、自身がセンターを務める「バブリーダンス」が大注目を集めたことで有名に。高校在学中から芸能界入りし、2018年の『チア☆ダン』(TBS系)でドラマデビューを果たした。朝ドラ出演は、2019年の『なつぞら』に続いて2度目となる。『シコふんじゃった!』(ディズニープラス)に葉山奨之とW主演したほか、10月20日公開の映画『リゾートバイト』でも主演を務めている。
同期の桜庭和希(片山友希)、リリー白川(清水くるみ)
スズ子とUSKの同期で、背が高い男役の桜庭和希(本名は桜庭辰美)。真面目で頑張り屋だが、同じ男役の後輩・美月がライバルとなってしまう和希を演じるのは、2021年公開の石井裕也監督映画『茜色に焼かれる』で、第46回報知映画賞で最優秀新人賞、第43回ヨコハマ映画祭で最優秀助演女優賞を受賞した片山友希。多くのドラマや映画で活躍しており、近年の主な出演作には、ドラマ『ブラック校則』(日本テレビ系)、『拾われた男 Lost Man Found』(NHK BSプレミアム・ディズニープラス)、『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)、映画『コンビニエンス・ストーリー』、『1秒先の彼』などがある。
スズ子と和希と仲良し同期3人組のリリー白川(白川幸子)を演じるのは、2007年の「アミューズ30周年全国オーディション」でグランプリを受賞し、俳優デビューのきっかけをつかんだ清水くるみ。裕福な家庭で育ち、父親の反対を押し切ってUSKに入団したリリーを演じる清水は、ダンスが得意で、『ヘアスプレー』などのミュージカル舞台でも活躍。数多くの出演作があり、2023年のドラマ出演は『ブギウギ』のほか、すでに4作。『親友は悪女』(BSテレ東/山谷花純とW主演)、『星降る夜に』(テレビ朝日系)、『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)に出演している。