『警部補ダイマジン』折り返し回で土屋太鳳が“共犯者”に 生田斗真の驚愕アクションも

『警部補ダイマジン』土屋太鳳が“共犯者”に

 放送開始時点から全8話と発表されている『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)にとって、第4話は折り返しとなる重要な回である。

 そんな第4話でスポットが当てられるのが、本作のヒロインである七夕夕夏(土屋太鳳)。“狙われる”が正しいのかもしれない。警視庁・刑事部の占部貴教(小澤征悦)が「教官」と呼ばれる、秘密結社「44」のトップであることが明らかになるが、工作員の市川(矢柴俊博)らに命令するのが台場(生田斗真)の心を折ること。その標的となるのが、七夕だ。気にかけている人間、つまりは七夕の命が危ないと事前に気づかせ、必死に助けを求めに来た瞬間に、七夕を殺し、台場を失意のどん底に叩き落とす――まるで軍隊のような「44」の中でも、非道な考えを持つ占部は異様なオーラを放っている。

 天羽別宅にやってきた七夕は、「44」の工作員に拳銃を突きつけられ、絶体絶命のピンチとなるが、一瞬の隙をつき拳銃を奪い、そして相手を射殺する。台場が駆けつけた時には、七夕は自責の念に苛まれていた。自首をしようとする七夕に対して、台場は死体を埋めようとする。「俺はあんたの共犯者」「2人を殺したのは俺だ。それでいい」と台場は自身の指紋がついた拳銃を死体のそばに放り投げる。七夕が狙われたのは、自分の責任という思いも台場にはきっとあるのだろう。第2話で台場の元妻・高田美和子(成海璃子)が、唯一の共通点が「正義感が強いところ」と話していたことを思い出す。この出来事をきっかけに、七夕は覚悟を決め、台場を手伝うことを決心する。さっきまで絶望していたとは思えない、七夕の凛々しい表情が印象的だ。

 また、この第4話でも生田斗真の激しいアクションが展開された。アクションシーンは第1話から存分に映し出されてきているが、生田自身がInstagramに「来週のアクション 多分、自分史上最速 お見逃しなく」と予告していた自信作である。

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