『どうする家康』三浦按針役に村雨辰剛 「帰化人としてお手本にしている歴史人物です」

『どうする家康』三浦按針役に村雨辰剛

 毎週日曜日に放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に村雨辰剛が出演することが決定した。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 大河初出演となる村雨が演じるのは、関ケ原の戦いの半年前に日本に漂着し、対外政策を任されたイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)。朝鮮出兵後の対外関係に頭を痛める家康(松本潤)の相談相手となり、やがて江戸に招かれ、外交顧問として重用される。

村雨辰剛(ウィリアム・アダムス役)コメント

演じる人物の印象

三浦安針の存在は、もちろん以前から知っていました。 日本に漂流して、日本人になって士分まであがったと言う事で、私は帰化人としてお手本にしている歴史人物です。大変尊敬しています。 徳川家康題材の大河ドラマがあった際に、三浦安針の役があるなら是非演じさせて頂きたいとずっと思っていま した。 僕が日本に来て、「日本人」として生きていく覚悟や思いを三浦按針と重ね合わせて見ると共通点がたくさんあると思いました。異国の地でその国の国籍を持って生きていくのは言葉では言い表せない大変さがあります。 現代社会ではグローバル化によって自然に生きていけることも多いですが、江戸時代ではアダムスの苦悩も多かったのではと想像します。そんなアダムスが残した大きな功績を思うと感銘を受けます。

大河ドラマに持っていた印象

私は歴史が好きで、大河ドラマもいくつか見ました。 お気に入りの作品は『天地人』です。 戦国時代で信念を貫いた上杉謙信の生き方と、強い精神が詰まったドラマであるからこそとても記憶に残ってい ると思います。 毎年大河ドラマが作られている事自体が日本歴史の豊かさを物語っています。 今回はその「文化」に携わる事ができて、大変光栄に思います。

撮影で楽しみにしていること

熱望していた三浦安針役をいただけたことに心から感謝と、感激でいっぱいです! アダムスが残した徳川家康の外交顧問としての功績をしっかりと視聴者の方に伝えていけるように頑張ります!

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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