小芝風花、『あきない世傳 金と銀』で時代劇初主演 脚本は『ゲゲゲの女房』山本むつみ
小芝風花が主演を務める時代劇『あきない世傳 金と銀』が、12月8日よりNHK BSプレミアム・BS4Kにて放送されることが決定した。
本作は、髙田郁の同名小説を、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』、NHK大河ドラマ『八重の桜』などを手がけた山本むつみの脚本による実写化した時代劇ドラマ。
商いの神髄は「買うての幸い、売っての幸せ」、物の売れない時代に、汗をかき、知恵を絞って商いを成功させる庶民の姿を、江戸時代中期の多彩な風俗を絡めながら描いていく。
主人公・幸は、様々な苦難にぶつかる度、己の知恵と周りの教えに助けられ、女衆から御寮さん、そして女主人へと登りつめていく。世界も注目する日本の着物文化の神髄に迫る美の世界を舞台に、その商道を極めることを縦糸に、折々の人間模様を横糸に織りなす細腕繁盛記となる。
幸を演じるのは、『あさが来た』『トクサツガガガ』『天使の耳~交通警察の夜』などのNHKドラマに出演してきた小芝。追加キャストは後日発表される。
コメント
小芝風花(主演)
この度、BS時代劇『あきない世傳 金と銀』で主人公・幸を演じることとなりました。関西出身の私にとって、大坂天満を舞台にした呉服屋さんの物語は今から楽しみで仕方ありません。髙田郁さんの原作、そして山本むつみさんの脚本ということで、期待に応えられるよう頑張りたいと思います。時代劇で主演を務めさせて頂くのは初めてで緊張していますが、気合を入れて頑張りたいと思います。12月からの放送、どうぞご期待ください。
山本敏彦(制作統括)
髙田郁さんの人気時代小説『あきない世傳 金と銀』を2023年12月のBS2波化のオープニング時代劇として制作できることをスタッフのひとりとして誇りに思います。ヒロイン・幸を演じていただくのは、まさにこの人しかいないと思ってオファーした小芝風花さん。脚本は、時代劇の名手、山本むつみさん。そして、時代劇を最も愛する現場のスタッフ達が集まり、今、じっくりと原作ファンの皆さんの期待に応えられるよう準備を進めています。また、この度、世界に誇れる日本の着物文化を扱うため、人情ドラマの合間合間に、高精細の4Kならではの見ごたえある映像世界を作り上げることも目指しています。続々と魅力的なキャストも集まりつつあります。原作の良さを大切にしながら、よりドラマティックな幸の人生を爽快に描くBS時代劇『あきない世傳 金と銀』。12月からの放送を、どうぞお楽しみに!
■放送情報
BS時代劇『あきない世傳 金と銀』【全8回】
NHK BSプレミアム・BS4Kにて、12月8日(金)スタート 毎週金曜19:30〜20:13放送
主演:小芝風花
原作:髙田郁
脚本:山本むつみ
制作統括:山本敏彦(NHKエンタープライズ)、柳川強(NHK)
演出:田中健二、船谷純矢、岡野宏信、中野亮平(NHKエンタープライズ)