杉野遥亮、『ばらかもん』は大きな節目の作品に? 着実に積み重ねる俳優としてのキャリア

『ばらかもん』杉野遥亮の演技は進化する

 杉野遥亮が主演を務める連続ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)が7月12日よりスタートする。

 本作は、シリーズ累計発行部数1000万部を超えるヨシノサツキの同名コミックが原作。五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくコメディドラマだ。

 杉野が演じるのは、都会生まれ、都会育ちの若き書道家・半田清舟。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳せ、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年だ。ある賞を受賞した祝いの席で清舟は、とある書道界の重鎮から「実につまらない字だ」と批判されたことに激高。周りの制止を振り切ってその人につかみかかってしまう。

 そんな清舟に父が長崎県・五島列島で生活して頭を冷やせと命じたことから、清舟の五島列島での生活がスタートする。五島列島で、書の修行をするため、静かな一人きりの時間を過ごせるかと思っていた清舟は、ひょんなことから出会った小学生の琴石なる(宮崎莉里沙)をはじめ、勝手に家に上がり込んでくる自由奔放な島民たちとの人付き合い、慣れない田舎の一人暮らしに戸惑う日々。だが、明るい島民たちに助けられ、励まされ、少しずつ心の成長をし、新たな書の境地を拓いていく。

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