豊田利晃監督×渋川清彦、新作短編映画『ここにいる。』完成 ポスター&ティザー映像も
豊田利晃監督の新作短編映画『ここにいる。』が完成し、ポスタービジュアルとティザー映像が公開された。
『ナイン・ソウルズ』『泣き虫しょったんの奇跡』などを手がけ、近年は信仰を軸に、2019年に『狼煙が呼ぶ』、2020年に『破壊の日』、2021年に『全員切腹』、2022年に『生きている。』の『狼蘇山』シリーズを発表してきた豊田監督。その『狼蘇山』シリーズ第5弾となる本作は、現在、長編新作映画『次元を超える』を製作中の豊田監督が、撮影の合間を縫って、栃木県の山奥にある狼蘇山にて撮影を行った。
山の中で行方不明になった鉄平を探す救助隊。鉄平は山の奥深くで滝に打たれて修行をしていた。鉄平は救助を拒み、吠える……。
前作『生きている。』の続編的映画と言える『狼蘇山』シリーズの新章で主演を務めるのは、豊田組常連の渋川清彦。音楽は切腹ピストルズが担当する。
公開されたティザー映像では、豪快に流れ落ちる滝に打たれ、祈るような男(渋川清彦)が映し出され、「おまえはいつも、ここにいる」と投げかける。
また、今年も恒例となった7月24日に、渋谷WWW Xにて、「映画『ここにいる。』ワールドプレミア公開イベント」の開催が決定。映画のワールドプレミア上映のほか、渋川と豊田監督による舞台挨拶、ラッパー・志人と切腹ピストルズのライブが行われる。チケットは6月24日10時より、豊田組ショップ内にて販売がスタートする。
さらに、『ここにいる。』のクラウドファンディングの実施も決定。撮影中、山の倒木により車が2台廃車になったこともあり、7月17日まで支援を募っている。
コメント
渋川清彦
俺は生きてここにいるぜ。
これからもやっていこう。
豊田利晃監督
都市を離れても、故郷を離れても、いつも自分はここにいる。
そこから逃れられない苦しみと喜び。
あの場所、この場所で暮らしている友人に届けばいいと思っている 。
■イベント情報
映画『ここにいる。』ワールドプレミア公開イベント
日時:7月24日(月)18:30開場/19:30開演
会場:WWW X(渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル2F)
『ここにいる。』上映(18分)+舞台挨拶(渋川清彦、豊田利晃)、志人(LIVE)、切腹ピストルズ(LIVE)
料金:7240円+1ドリンク代別
チケット:6月24日(土)10:00〜豊田組ショップ内にて販売
https://toyodafilms.stores.jp
■公開情報
『ここにいる。』
出演:渋川清彦、飯田団紅、内藤正記、風間教司、冨山亮、山本真一、新屋泰伸、壽ん三、村門祐太、志むら、篠﨑泰三、瀧口亮二、松田邦洋
監督・脚本:豊田利晃
音楽:切腹ピストルズ
製作:豊田組
ビスタサイズ/18分/2023年
©︎豊田組