『日曜の夜ぐらいは...』岡山天音の純粋さが涙を誘う 主演でも助演でも大活躍の1年に

『日ぐら』岡山天音の純粋さが涙を誘う

 2017年度前期の朝ドラ『ひよっこ』(NHK総合)では、有村架純演じるヒロイン・みね子が住むことになったアパート・あかね荘の住人で、漫画家の新田啓輔役をコミカルに演じて、視聴者を笑顔にさせた岡山。

 2022年の『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)で演じた内村克巳役は、『日曜の夜ぐらいは...』のみね役に通じるものがあり、この2作を通して、穏やかな好青年に扮した岡山にはキュンとさせられる魅力があると実感した。

 筆者が大好きなのは、2021年に配信された豊川悦司主演のドラマ『No Activity/本日も異状なし』(Prime Video)の一条役。清野や岸井も出演した本作で、岡山は麻薬取引に絡む犯人グループの1人で、犯罪心理に興味があり、好奇心から犯罪に手を染める“犯罪ストーカー”という異色のキャラクターを飄々と演じていて面白かった。

 2023年も、『いちげき』(NHK総合)から始まり、『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレビ朝日系)、『大奥』(NHK総合)、『旅屋おかえり 長野編』(NHK BSプレミアム)、『ああ、ラブホテル 〜秘密〜』(WOWOW)など、続々とTVドラマに出演し、藤子・F・不二雄SF短編ドラマ『どことなくなんとなく』(NHK BSプレミアム)では主演を務める岡山。7月期の赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)への出演も決定しており、主演でも助演でも大活躍の岡山から目が離せない。

■放送情報
『日曜の夜ぐらいは...』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、毎週日曜22:00〜放送
出演:清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬(THE RAMPAGE)、やついいちろう(エレキコミック)、今立進(エレキコミック)、椿鬼奴、飛永翼(ラバーガール)、橋本じゅん、和久井映見、宮本信子ほか
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦、朝比奈陽子、高橋由妃、中村圭良
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー    山崎宏太、山口正紘、郷田悠(FCC)、浅野澄美(FCC)
制作協力:FCC
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
公式サイト:https://www.asahi.co.jp/drama_22_abctv/
公式Twitter:@nichigura_abc
公式Instagram:@nichigura_abc

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