マイケル・B・ジョーダンが『クリード 過去の逆襲』で監督に挑んだ理由 メイキング写真も

『クリード 過去の逆襲』メイキング写真

 5月26日に日本公開される『クリード 過去の逆襲』のメイキング写真が公開された。

 自身のルーツに向き合ったシリーズ第1作『クリード チャンプを継ぐ男』、父・子の2世代に渡る因縁を描いた第2作『クリード 炎の宿敵』で、ロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった。

 本作で監督に初挑戦したアドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダン。監督に挑むきっかけに、『クリード』の原案を作り、マーベル・スタジオ作品『ブラックパンサー』で3度目のタッグを果たした盟友ライアン・クーグラーの存在があったという。ジョーダンは、「ライアン・クーグラーと一緒に仕事をするまでは、私が監督を務められるなんて思ってもみなかったことだ」と振り返る。クーグラーの初監督作『フルートベール駅で』に主演した際、自分の年齢、生い立ちが近い若者たちが、長編映画を監督しているのを目撃して衝撃を受けたという。「ライアンが私にこう話してくれたんだ。『マイケル、監督をするのにちょうど良い時期なんてない。君に訴えかけてくる何かを見つけたら、ただそこに飛び込んでやってみればいいんだよ』。これまでずっと、私は静かに観察して学び、耳を傾けて、刺激を受けたり、わくわくしたことをひとつにしてきた。そしてそれを本作で形にしたんだ」と、創作への衝動を見逃さずに挑むべきだと教えられたそうだ。

 アドニス・クリードを演じるのが3度目となるジョーダンは、「私には明確なビジョンがあった。監督に挑戦することで、意欲をかき立てられた。長い間、頭のなかであれこれ思い描いていたことを演じたり、監督するために必要な要素が私に備わっているのか見極めたいと思っていた」と、俳優としての経験やいつも考え続けていたアイデアをすべて注いだと語っている。

 今回公開されたのは、ジョーダンが初監督として演出に向き合う姿をとらえたメイキング写真3点。白のタンクトップ姿のジョーダンが映像チェックしているカット、黒い服を着たジョーダンが顎に手を添えてモニターをじっと見つめているショット、そしてリングのコーナーに座り込んだジョーダンが撮り終わったばかりの映像をミニモニターでチェックしている写真となっている。

 最後にジョーダンは、「『クリード 過去の逆襲』では、過去に異なる選択をし、異なる人生を生き、そして同じリングに上がったふたりの男性の進路、関係、交流を描いている」と、作品について語っている。

■公開情報
『クリード 過去の逆襲』
5月26日(金)全国ロードショー
監督:マイケル・B・ジョーダン
製作・原案:ライアン・クーグラー
出演:マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース、ウッド・ハリス、フロリアン・ムンテアヌ、ミラ・ケント、フィリシア・ラシャドほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
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公式サイト:creedmovie.jp

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