『ウ・ヨンウ』『ザ・グローリー』歴史的な大混戦! 第59回百想芸術大賞受賞結果を予想

第59回百想芸術大賞の受賞結果を予想

助演賞(男性)

カン・ギヨン『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
キム・ドヒョン『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』
キム・ジュンハン『アンナ』
パク・ソンフン『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』
チョ・ウジン『ナルコの神』

助演賞(女性)

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』Netflixにて独占配信中

キム・シンロク『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』
ヨム・ヘラン『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』
イエル『私の解放日誌』
イム・ジヨン『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』
チョン・ウンチェ『アンナ』

 韓国ドラマの助演俳優のレベルは非常に高く、最優秀演技賞と同じく選ぶのが難しい。助演賞(男性)は、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で理想の上司キャラクターで人気を得たカン・ギヨン、名優に囲まれても存在感を発揮した『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』のキム・ドヒョンが有力だが、『ナルコの神』のベテラン俳優チョ・ウジンの可能性も大いにある。

 助演賞(女性)では『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』のキム・シンロクが前回『地獄が呼んでいる』で受賞している。『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』の光と闇、陰と陽の両面を熱演したヨム・ヘランと悪役でインパクトを残したイム・ジヨンが一騎討ちになりそうだ。キャラクターの難しさを見事に演じ切った点ではヨム・ヘランだろう。

新人賞(男性)

キム・ゴンウ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』
キム・ミンホ『新兵(原題)』
ムン・サンミン『シュルプ』
チュ・ジョンヒョク『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
ホン・ギョン『弱いヒーロー Class1(原題)』

新人賞(女性)

『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』(tvN公式サイトより)

キム・ヒオラ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』
ノ・ユンソ『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』
イ・ギョンソン『私の解放日誌』
チュ・ヒョニョン『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
ハ・ユンギョン『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

 『シュルプ』で世子役を演じたムン・サンミン、『私の解放日誌』で母親役だったイ・ギョンソンが並んでいるように新人賞は年齢関係なく、また俳優人生で一度しか受賞できないある意味特別な賞でもある。

 新人賞(男性)は『新兵(原題)』と『弱いヒーロー Class1(原題)』は日本では配信されていないため予測し難いが、演技力では『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』キム・ゴンウが予想される。その年の新しい顔の視点では先ほどのムン・サンミンも人気を得ている。

 新人賞(女性)でも『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』のキム・ヒオラは衝撃的で印象深い演技を見せてくれた。だがここでは『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』でノミネートされ『私たちのブルース』や『20世紀のキミ』にも出演したノ・ユンソと予測。これからの活躍に大いに期待したい俳優である。

 毎年、誰が受賞してもおかしくない「百想芸術大賞」。だからこそ、選ばれた者のスピーチにも熱い思いが込められ感動がある。今年も韓国のエンタメ界を牽引する者たちの姿をしっかりと目に焼きつけておきたい。

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