波瑠&高杉真宙の新たな一面が見られる? 『わたしのお嫁くん』は“挑戦作”になる予感

『わたしのお嫁くん』は“挑戦作”になる予感

 波瑠が主演を務め、高杉真宙が共演する『わたしのお嫁くん』が4月12日よりフジテレビ系でスタートする。

 『Kiss』(講談社)で連載中の同名コミックが原作となる本作。仕事を完璧にこなし、同僚たちから憧れの存在となっている速見穂香(波瑠)は、飲み会の場でシャツを汚してしまった人を見つけるとさっとハンカチを出せる、女子力高めな理想のお嫁さん的存在である。だがその実態は、たくさんのモノが雑然とする部屋でカップラーメンを食べてくつろぐ“ズボラ女子”。そんな彼女が、とあることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”・山本知博(高杉真宙)とともにルームシェアを開始することとなる。

 波瑠×キャリアウーマンの組み合わせは最高だ。『魔法のリノベ』(2022年/カンテレ・フジテレビ系)でも、大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって「まるふく工務店」に転職してきた小梅を演じていた。人あたりのよい小梅は顧客とすぐ仲良くなり、話していく中で些細な不安にすぐ気がついて、問題を解決するためにぴったりの提案をする。これだけでもばっちり仕事ができる感じがあるのだが、彼女がすごいのはここからだ。営業が顧客に提案したものが、実際作業する技術者にとっては無理難題であることはたびたびあることだが、小梅はその点に関しても事前に相談済み。設計を担当している竜之介(吉野北人)は、そんな頼れる小梅にいつの間にか惚れてしまっていた。さらに小梅は自分が忙しい状況であるにもかかわらず、営業成績0点の玄之介(間宮祥太朗)をしっかり教育し、古巣の会社とのゴタゴタにもめげずに立ち向かい続けた。

波瑠×間宮祥太朗の最強バディにガッツポーズ 一味違った『魔法のリノベ』の恋愛の描き方

“人生こじらせた”どうしの2人、小梅(波瑠)、と玄之介(間宮祥太朗)の恋が、ついに動き出した。『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテ…

 今作で演じる穂香も大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」の営業部で、5期連続の営業成績ナンバー1を獲得しているだけでなく、優秀社員賞も受賞しており、周囲からは「ほとんどのクライアントを会ったその日に落とす、営業の神」と言われるエース社員。もしかしたらアットホームな職場で和やかに仕事をしていく小梅とはまた違い、バリバリと精力的に仕事をこなしていく波瑠の姿がみられるかもしれない。その点が楽しみの一つだ。

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