赤楚衛二、木村拓哉との本読みで目が真っ赤に? 本人は笑顔で「泣いてないです」と否定

赤楚衛二、木村拓哉との本読みで涙?

 4月10日より放送がスタートするフジテレビ系の月9ドラマ『風間公親-教場0-』の完成披露舞台挨拶が4月3日に都内で開催され、主演を務める木村拓哉のほか、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太が登壇した。

 2020年、2021年に新春SPドラマとして放送された『教場』シリーズが連続ドラマ化。神奈川県警の警察学校で「“最恐”の教官」と呼ばれる風間公親(木村拓哉)が、なぜ警察組織に対して激しい恨みを持っているのか、なぜ冷酷無比な人格となってしまったのか……彼の過去が明らかとなる物語。刑事指導官時代の風間にスポットを当てる。

木村拓哉

 月9枠で『教場』を放送することについての“想い”を問われた木村は「僕の中でお世話になった作品はいっぱいあるんですけど、フジテレビのみなさんは、“月9”という言葉をすごく言いたがっていて。今や“何曜日の何時”ということよりも、作品自体の力がないと観てくださる人たちには、“楽しんでもらえないんじゃないかな”という個人的意見もあります」と本音。

 続けて、過去のスペシャルについては「(視聴者の)みなさんが、新年を迎えて、『今年1年もコロナで大変だけど頑張ろうか!』というリラックスした時間に、あんな作品を地上波で届ける、という非常にパンクなものづくりをさせてもらいました。以前は登場人物みんなキラキラしているドラマが放送されていた時間帯に、その世界観の作品をやるというのは、ある意味、フジテレビさんの挑戦ですよね」と胸中を述べた。

北村匠海

 残り5人のキャストは、捜査を通して、刑事として必要になるスキルを学ぶ“風間道場”に配属される新人刑事を演じる。2021年のスペシャルで、衝撃的なラストシーンに出演した遠野章宏役の北村は「絶対に続編があるなと思っていました」とニヤリ。

 「“連ドラでやるんだな”というチャレンジもそうですし、前回は2日間の撮影でしたが、今回はがっつりやらせてもらうのもあって、緊張感を持ってやらせていただきました」と語る。木村との撮影では趣味の話で盛り上がったとしつつ「現場では、スタッフと我々が並列。ワンシーンに全力を注ぐ時間がすごく楽しかったです。充実した日々でした」と振り返った。

染谷将太

 同じく、中込兼児を演じた染谷も「“お芝居って本当に楽しいな”と思わせていただきました」と笑顔に。続けて「自分のやってる役も、現場で風間さんにあぶり出していただきましたし、ものすごく幸せな時間を過ごさせていただいています」と吐露した。

赤楚衛二

 心優しき刑事・瓜原潤史を演じるのは赤楚。キャストやスタッフとディスカッションをしながらシーンを構築できたようで「“いいものづくりの現場だな”と思いながらやらせていただきました。木村さんには、所作のほか、現場がどうやったらスムーズに動くのかなど、いろいろ教えてもらいました」と現場での様子を振り返った。

 今回、赤楚は木村と初共演。木村との初対面となった本読みで巻き起こったエピソードを話してくれた。赤楚はかなり緊張していたようで「監督と木村さんと3人で本読みをやらせていただいたんですけど、部屋を出て行ったあと、顔がかなりゲッソリしていたらしくて(笑)」と回顧。シングルマザーの新人刑事・隼田聖子役の新垣が、その様子を目撃したらしく「目が真っ赤だったんです。泣いたのかなって思ったんですけど」と語りかけると、赤楚は笑みをこぼしながら「泣いてないです」と否定した。

新垣結衣

 そんな新垣は、いち視聴者としてスペシャルドラマの『教場』を楽しんでいたという。

 「『教場』スペシャルをやると知ったときは“絶対観る!”と思って、予約録画をして観ていたので、こういったご縁があるとは思っておらず、嬉しかったです」とコメント。続けて「(木村と)最初にお会いしたときに、“風間公親モードだったらどうしよう”と思ったんですけど(笑)、そんなことはなく、たくさんコミュニケーションをとってくださったので、いい意味での緊張感を残しつつ、現場を楽しめました」と述べた。

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