横浜流星×藤井道人監督が出会いを振り返る 『ヴィレッジ』スペシャル映像公開

横浜流星×藤井道人監督が出会いを振り返る

 4月21日に公開される横浜流星主演映画『ヴィレッジ』のスペシャル映像が公開された。

 『新聞記者』『余命10年』の藤井道人監督のオリジナル脚本作となる本作は、『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『空白』などの話題作を世に贈り出してきたスターサンズの河村光庸プロデューサーの遺作となるヒューマンサスペンス。

 夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村。神秘的な“薪能”の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼なじみの美咲が東京から戻ったことをきっかけに、物語は大きく動き出す。

映画『ヴィレッジ』4月21日(金)公開 | 700日のヴィレッジ vol.1「SOUL」-6度目の想い-

 故・河村光庸プロデューサーから藤井監督へのヘルプコールから始まり、映画完成、そして公開まで、多くの人を巻き込んでの長い道程「映画『ヴィレッジ』という700日の人間ドラマ」を、複数回に渡り映画公式YouTubeで公開していくスペシャル映像コンテンツ『700日のヴィレッジ』。今回公開されたのは、横浜×藤井監督の2人が、お互いの出会いから映画『ヴィレッジ』が完成するまでの軌跡を語るvol.1。映像では、2人が出会った当時を振り返りながら、それぞれの印象や現場での様子、そしてついに、オリジナル脚本で作り上げる物語の監督と主演俳優として現場に立った熱き想いを明かしている。

 「『全員、片想い』(2016年)という映画の打ち上げが初対面」と語り始める藤井監督に続き、「その後『青の帰り道』(2018年)という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と横浜。初めて出会った時の思い出を振り返る2人は互いに、“アスリート”、“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り合いながら、映像内では彼らの言葉に呼応するかのように、映画『ヴィレッジ』の撮影現場を納めたメイキングシーンが次々と映し出されていく。監督としても、俳優としてもお互いにまだ駆け出しだった頃からの付き合いで、互いに切磋琢磨しながらここまで上り詰めてきた2人が並び立ち、ディスカッションを交わしながら撮影に臨む。

 「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と語る横浜は、今回、撮影前にスタッフが行うロケハンから参加するという、通常ではあり得ない制作準備段階から作品作りに参加している。映像内では、藤井監督が自身のスマホで撮影したロケハン真っ最中の横浜の姿もあり、自然体な雰囲気で現場に馴染む横浜の姿も切り取られた。横浜自身は「優の部屋とか、ごみ処理施設とか、大事な所が見れたので、そこの空気を実際に肌で感じて。大事なものだなと思いました」と明かしている。

 現場入りした横浜の姿を、藤井監督は「武士みたいなものですよね」と評している。「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜に対し)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう! という感じにさせてくれるストイックさがある」と主演俳優たる佇まいと風格を纏った横浜を称えている。横浜も、「挑戦的で今までみたことのない作品になったという手応えは感じてます。渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と力を込めて口にする。

 今後、本作が遺作の1つとなった河村プロデューサーの想いに迫る「SHINE」に続き「DARKNESS」、「INSPIRE」など、テーマに沿って切り取られた制作秘話に迫るインタビュー内容が続々と公開される予定だ。

■公開情報
『ヴィレッジ』
4月21日(金)より全国公開
出演:横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets)、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太
監督・脚本:藤井道人
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
制作プロダクション:スターサンズ 
配給:KADOKAWA、スターサンズ
©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
公式Twitter:@village_moviejp
公式Instagram:@village_moviejp

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