ザッカリー・リーヴァイのヒーローっぷり炸裂！　『シャザム！～神々の怒り～』本編映像

　3月17日に日米同時公開されるDC映画『シャザム！～神々の怒り～』より、ザッカリー・リーヴァイのコメントと本編映像が公開された。

　本作は、『THE BATMAN―ザ・バットマン―』『ジョーカー』などを生み出してきたDCの新作映画。見た目は大人だが中身は子どものヒーローと神々との闘いを描くのバトルアドベンチャーだ。

　シャザムは、古代の魔術師より6人の神のパワーを授かった最強のヒーロー（大人の姿）だが、その頭脳はコドモなビリー。彼が、魔法の言葉「シャザム！」と唱えると、凄まじい力を持つ超絶マッチョな最強ヒーローへと変身する。そんな異色なヒーローを演じるリーヴァイは、幼い頃からアメコミやゲームに没頭する“オタク”であり、来日した際には、コミックを求めて秋葉原へ出向くほど。そんな彼は、人々がヒーロー作品に魅了されるワケについて、「アメコミは子供の頃から読み漁ってきたから、長年僕の魂に刻まれている。皆がヒーロー作品に惹かれる理由は、最高のメッセージがびっしり詰まっているからだと思う！　正義が悪を制するといった、全世代 が共感できるテーマが詰まっている。だからこそ感動的なものになる。現実の生活を一時停止して、ヒーローから多くの刺激を受けるのは最高の気分。その感動や興奮が僕たちの魂を奮い立たせるんだよ！」と想いを炸裂させた。

　公開となった映像には、リーヴァイが語る“ヒーロー”らしさをシャザムが覗かせるワンシーンが収められている。崩落する橋の上で身動きが取れずピンチな女性のもとへ、颯爽とシャザムが登場し救出。まさに“ヒーロー”らしい頼れる姿を見せてくれた……と思いきや、「おいマジかよ！　この曲聴いてたの？」と、車内で流れていた曲に緊張感なくツッコんでしまう未熟さも描かれている。

　劇中では、まだまだコドモゆえに大人の事情が全くわからないシャザムが“神の娘”三姉妹を怒らせてしまい、彼女たちが巨大ドラゴンを引き連れて地球に襲来。最強のパワーを発揮し、いざ対決！……と思いきや、強大な神の力を前にすると「僕にはムリだ、勝てっこない」と、ヒーローらしからぬ姿も垣間見せる。監督のデヴィッド・F・サンドバーグは、そんな他のヒーローにはない“逃げ腰っぷり”について、「コドモが突然スーパーヒーローになるのは、他のヒーロー作品と比べてもユニークだよね。子供らしく、人間味溢れるところに観客は共感できるし、そんな彼の雄姿だからこそより勇気を貰えるんだと思うよ」と、親近感のあるシャザムならではのキャラクターを解説した。

■公開情報
『シャザム！～神々の怒り～』
3月17日（金） 全国ロードショー
監督：デヴィッド・F・サンドバーグ
出演：ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン
配給：ワーナー・ブラザース映画
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