石丸幹二&水樹奈々、『シング・フォー・ミー、ライル』日本語吹替版キャストに決定

石丸幹二、“歌うワニ”ライルの相棒に

 3月24日公開のミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』の日本語吹替版キャストに石丸幹二と水樹奈々が決定し、あわせて日本版ポスターが公開された。

 本作は、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが、バーナード・ウェーバーによるベストセラー絵本をミュージカル映画化したもの。

 舞台はニューヨーク。何をやっても上手くいかず、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクターは、自分の人生を変えてくれる、魔法のような“何か”を探していた。ヘクターが路地に佇むある古びたペットショップに足を踏み入れると、店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。魅惑的なその声をたどって店の奥へと進み、山積みされたケージをかき分けると、歌っていたのは1匹の子ワニだった。

 石丸が演じるのは、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクター。成功を掴むため、驚きに満ちた魔法のような“何か”を求めて歌うワニのライルと出会い、共に歌い踊ることで心を通わす相手となる。ステージに立つことを目標に共に過ごすようになったライルとヘクターは、ある時は華やかなショーナンバーとして、またある時は哀切の調べとして、印象が様変わりするデュエット曲を披露。石丸は、「あの名優ハビエル・バルデムの吹替。周りを翻弄しつつ惹き込んでいく彼の手練手管が、これでもかと出てくる。しかも、ショーマンシップ爆発の圧倒的な歌唱。これは挑みがいがあるぞと思いました」と意気込みを語る。

 水樹が声を吹き込むミセス・プリムは、ライルと友情を育む少年ジョシュのステップマザー。ジョシュが出会ったライルの存在に驚きながらも温かく受け入れるキュートで快活な母親を演じる。水樹は「彼女の心の葛藤が描かれていて、クライマックスへ向けて徐々に解放されていく場面は歌っていてとても楽しく、思わず身体が動いていました。自然と笑顔になれる楽曲なので、とてもお気に入りです!」とコメント。

 あわせて公開された日本版ポスターには、ショービジネスの街・ニューヨークのネオン煌めく夜空の下で、笑顔を見せるワニのライル、少年ジョシュ、ショーマンのヘクターの姿が。言葉は話せないけれど、歌で想いを伝えるライルの歌声が少年を救い、やがて奇跡を巻き起こす。込められたのは極上の音楽と感動のメッセージ。ライルのエモーショナルでドラマティックな歌声がこちらまで聞こえてくるような、楽しげで胸が躍るビジュアルとなっている。

 また、本作のムビチケカードが1月20日より発売開始。数量限定の劇場前売特典には“ミニ巾着”が決定。ムビチケカード、特典とも、ライルが気持ちよさそうに歌うイラストが描かれ
たオリジナルデザインとなる。

コメント

石丸幹二(ヘクター役)

あの名優ハビエル・バルデムの吹替。私で良いのかと躊躇しましたが、「あなたのそのままの声が、彼の声になるんです」との力強い言葉を監督から頂き、真摯な気持ちで向き合えました。それにしても、ヘクターの存在感には冒頭から持っていかれました。周りを翻弄しつつ惹き込んでいく彼の手練手管が、これでもかと出てくる。しかも、ショーマンシップ爆発の圧倒的な歌唱。これは挑みがいがあるぞと思いました。ヘクターにとってライルは商売道具ではなくパートナーなんです。コミュニケーションの手段が唯一「歌」であるライルの心を、彼は音楽でノックしていく。すでに録音済みの大泉洋さんの歌に声を重ねていき、ライルと真のパートナーになれた瞬間、ヘクターである私の心はゾクッと痺れました。音楽は、二人の感動シーンをいくつも彩っています。お互いの絆を確かめ合った階段でのリズムセッション。何より、愛する家族の前での陽気なパフォーマンス! じつは、そのささやかな舞台こそが、ライル&ヘクターコンビにとって最高のクライマックスなんですよね。

水樹奈々(ミセス・プリム役)

『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』は、共に劇場で拝見した大好きな作品で、その音楽制作チームが手掛ける新たな作品にまさか携わることが出来るなんて! と、とても興奮しました! ライルはじめ、それぞれのキャラクター達の心に寄り添う素晴らしい楽曲ばかりで、音楽を通じて繋がるという作品世界に一瞬で引き込まれました。私が日本語吹き替えを担当させていただくミセス・プリムは、愛する夫と息子のために良い母親であろうと奮闘しているのですが、完璧を追い求めるあまり空回りしているキャラクター。彼女の生真面目な部分と、根っこにある子供のような無邪気さを同居させながら演じられたらと思いました。歌唱シーンでは、その彼女の心の葛藤が描かれていて、クライマックスへ向けて徐々に解放されていく場面は歌っていてとても楽しく、思わず身体が動いていました。自然と笑顔になれる楽曲なので、とてもお気に入りです! ライル役の大泉さんの優しい歌声も素敵で、台詞ではなく歌で会話をする様々な表情に聴き入ってしまいました。ライルを通じて生まれる温かい絆と、躍動的なエネルギーをぜひ感じていただけたらと思います!

■公開情報
『シング・フォー・ミー、ライル』
3月24日(金)全国公開
監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン
脚本:ウィル・デイヴィス
音楽:ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
原作:バーナード・ウェーバー
声の出演:ショーン・メンデス
出演:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン
日本語吹替版:大泉洋、石丸幹二、水樹奈々
配給:ソニー・ピクチャーズ
オフィシャルサイト:https://www.Sing-for-me-Lyle.jp/

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