吉岡秀隆×大竹しのぶ『犬神家の一族』NHK BSで再ドラマ化 脚本は小林靖子が担当

吉岡秀隆×大竹しのぶ『犬神家の一族』放送へ

 NHK BSプレミアム/BS4Kにて、特別ドラマ『犬神家の一族』が前後編で4月に放送されることが決定した。

 れまで幾度となく映像化されてきた、昭和25年に発表された横溝正史の小説『犬神家の一族』を、各90分の前後編でドラマ化。『獄門島』(2016年)、『悪魔が来りて笛を吹く』(2018年)、『八つ墓村』(2019年)に続く、NHK版金田一シリーズ第4弾となる。

 名探偵を演じるのは、前々作・前作に引き続き吉岡秀隆。対する犬神家の創始者の長女・松子を大竹しのぶが演じる。演出は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を撮り終えたばかりの吉田照幸が担当。脚本は、NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』などを手がけた小林靖子が担当する。

 戦後まもなく、那須湖畔の広大な屋敷で、財界の大物・犬神佐兵衛が他界。そして、戦争によるケガのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清が復員してくる。だが、勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。反目し合う松子(大竹しのぶ)ら3人の佐兵衛の娘たち。そして、湖を訪れていた金田一耕助(吉岡秀隆)の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死をとげてゆく。果たしてマスクの下の佐清は本物なのか。謎の元日本兵の正体は。三つ家宝に秘められたメッセージとは。

■放送情報
『犬神家の一族』
NHK BSプレミアム/BS4Kにて、4月放送(前後編)
出演:吉岡秀隆 大竹しのぶほか
原作:横溝正史『犬神家の一族』
脚本:小林靖子
演出:吉田照幸
制作統括:樋口俊一(NHK)、西村崇(NHKエンタープライズ)、大谷直哉(ザロック)
写真提供=NHK
吉岡秀隆写真 ©高橋マナミ

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