山田裕貴、松本潤は「この人のために頑張ろうと思える」 家康と重なるカリスマ性を明かす

山田裕貴、松本潤のカリスマ性を語る

 NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送を記念して、「『どうする家康』東海プレミアリレー」が1月8日に開催され、静岡県コンベンションアーツセンターでの「出陣式」に松本潤、山田裕貴、杉野遥亮が登壇した。

 松本は本作の主人公・徳川家康を、山田は徳川家臣団の一員・本多忠勝、杉野も同じく徳川家臣団の一員・榊原康政を演じる。

 東海プレミアリレーの最終地である岡崎市出身の天野ひろゆきによるMCでトークショーはスタート。3名はオファーを受けた際の心境や、演じる役柄への思いを語っていく。

山田裕貴

 山田は“戦国最強の武将”と評される本多忠勝を演じることについて、「プレッシャーはものすごくあります。キャストの中では年下の方なので、錚々たる面々の方々がいる中で、どういうふうに演じたら“最強の武将”になっていくように見えるのか……ものすごく悩んでいます」と苦悩を明かす。

 ただ、そんな忠勝を演じる上での助けとなっているのが松本の存在のようで、「(忠勝は)とにかく殿(家康)に付き従っていきます。それと同じように松潤さんはこういう人に付いていきたいと思わせるものすごいリーダーシップがあるんです。自然とこの人のために頑張ろうと思えるんです」と現場での松本の姿を絶賛した。

松本潤

 これを受けて松本は、「差し入れがいいってこと?(笑)」とおどけつつ、「僕も家康と同じように、共演者の皆さんに恵まれて、本当に楽しい現場を過ごさせてもらっています」と現場の雰囲気のよさを明かした。

 なお、松本のもとには、放送前日となる1月7日に、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務めた小栗旬から連絡があったそうで、「『初回放送の日が一番緊張して、前日もそわそわした。今はどんな感じ?』って。どんな感じって何だよと(笑)」と小栗からもさまざまなアドバイスをもらっているよう。

杉野遥亮

 第1回には主演の松本はもちろん、戦国最強になる前の忠勝役の山田も登場。しかし、榊原康政の登場がないことをトークショーの最後に杉野は明かす。

「最初に予告を観てワクワクするなと純粋に思いました。そんな思いが視聴者の皆さんにも伝染していっていただけたら本当にうれしいですし、作品を通して世の中が明るくなってくれたら。実は僕は第1回は出ていないんですけど……」

 「衝撃の事実!」と松本がツッコミを入れると場内は笑いに包まれた。杉野は「今日のこの後のトークもどうしようかと(笑)」と笑いつつ、「1年間よろしくお願いします」とメッセージを送った。

 最後に松本は「何より楽しいドラマに仕上がっていると思います。ぜひ、1年間、愛していただけたら。本日はありがとうございました!」と来場者に感謝の思いを伝えた。

(左から)松本潤、山田裕貴、杉野遥亮

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
※初回15分拡大版
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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