松本潤『どうする家康』や櫻井翔『大病院占拠』も 2023年も頭から嵐の活躍に期待大

 2022年に引き続き、2023年も嵐メンバーの俳優としての活動が続く。

 二宮和也は2022年12月公開の映画『ラーゲリより愛を込めて』で主演を務めた。事務所の後輩であるSexy Zoneの中島健人も出演し、2人の芝居に高評価が寄せられていた。

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 舞台はシベリアの強制収容所「ラーゲリ」。二宮は実在する日本人捕虜・山本幡男役を演じた。映画の宣伝を兼ねて出演した2022年12月2日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系/以下『金スマ』)では、二宮の祖父も拘留者のひとりであったと告白。「妙にこの作品をやるってことに縁深いものを感じてしまって」と引き受けるまでの経緯を明かしていた。うっすらと髭を蓄え、丸いメガネ姿の山本。祖父をはじめ様々な時代背景、その時代を生き抜いた人たちの思いを背負うようにして、隅々まで説得力と熱意のある演技を見せた。

 残念ながらMCを務める中居正広との対面は叶わなかったが、事前収録したという中居のナビゲートに翻弄されるがまま、ジャケットやハットをかぶりMCの代打を務めた。中居は電話で直接作品について語るなかで主演としての二宮の奮闘を讃え、さらに「中島(健人)もいいタイミングで二宮とやったと思う」と別の角度からもコメントをした。そのコメントからも、二宮の俳優としての圧倒的な存在感は、いまや後輩や若き俳優の追う背中になっていることを改めて実感した。

 そして、1月8日からは松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)がスタートする。

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 松本は、大晦日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合/以下『紅白』)にゲスト審査員として出演。番組内では、大河ドラマ特別企画として2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)で主演を務めた小栗旬が登場し、2人が顔を揃える一幕があった。松本が小栗に約1年に及ぶ大河ドラマへの出演をねぎらう言葉をかけると、今度は松本が小栗からエールを受け取るなど、大きなバトンを渡すように固い握手を交わしていた。

 松本と小栗は親友としても知られ、かつてドラマ『花より男子』(TBS系)で演じた道明寺司、花沢類を彷彿させたことでも話題を呼んだ。視聴者としても、改めて2人が俳優を続け、それも相次いで大河ドラマの主演を務めるほどに腕を磨き続け、存在感を放ってきた姿は感慨深いものがあった。松本は作品について「ひとりの弱気な少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語です。徳川家康は戦乱の世に生まれながらも、愛と平和を大切にし、新たな時代を作り上げていった人物です」と説明。「徳川家康をみなさんに愛していただけるよう、精一杯演じていきたい」と最後は声を強めながら抱負を語り、深々と一礼をした。歴史に深く名を刻んだ徳川家康を演じるには、松本の存在感なくしては務まらないのでは、と早くも期待が高まる。

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