中田青渚が語る、女優としての心境の変化と自身の恋愛観 「丁寧さを大事にしていきたい」

中田青渚、女優としての心境の変化と恋愛観

キャリアを更新するからこそ増える悩みごと

ーー出演作が立て続けに公開されている今、お仕事がかなりお忙しいと思うのですが、女優のキャリアをスタートさせた頃と比べて心境の変化は?

中田:昔とは違う悩みが出てきたというか、始めたときは本当に何もわからないから自由奔放にできていたものが、出演作や歳を重ねるにつれて、考えることが増えたなと感じています。役についてもそうですし、現場で「もっとコミュニケーションをとった方がいいかな」という悩み事が増えてきました。

ーー逆に初期の頃の悩みってどういうものだったんですか?

中田:セリフが覚えられないとか(笑)。本当にそういう初歩的な感じでした。でも、ほとんど悩みという悩みがなかったのかもしれなくて、それよりも楽しいという気持ちの方が大きかったです。

ーー今はその頃につまずいていたことができるようになったからこそ、挑戦する場所や問題が出てきたのかもしれないですね。

中田:そうですね。物事など新しくいろんなものが見えるようになりました。昔はお芝居をすることが楽しいだけだったのが、今は少し余裕が出てきたので、いろんなことが見えるようになってきたと同時に心配事が増えたのかもしれません。

ーー今、一番の心配事は何ですか?

中田:作品によって心配事は変わりますが、やはり“コミュニケーション”ですかね。今はコロナでご飯を食べに行くこともなかなかできないので、共演者の方やスタッフさんと距離を縮めるのも難しい。現場での会話のみになってしまうので、そこを今頑張らないといけないと思っているところです。

ーー打ち上げも今は難しいですもんね。現場や監督とのコミュニケーションといえば、中田さんは今泉力哉監督の作品によく出演されている印象があります。

中田:今泉さんの現場ってすごくホーム感があるんです。カメラマンさんをはじめスタッフさんが同じメンバーなことが多いので、すごく落ち着いていられる反面、何回も出演させていただくとやはり“同じではいられない”というか。「成長している」という部分を見せたいし、逆に「成長できているのかな」と不安を抱えながら現場に行くことが多かったかもしれないです。

ーーある意味、慣れてきた相手だからこそに感じる悩みですね。

中田:そうですね。そこに安心感もありつつ、成長できているんだなと思ってもらいたい部分はあります。

ーー今泉監督は恋愛映画の名手と名高い監督ですが、一緒にお仕事をする上でどんなやりとりをされていますか?

中田:これまで私は現場中、監督とすごく話すタイプではなかったんです。今泉さん自身はおしゃべりな方ですが、現場中にたくさん喋る方ではないです。なので、あんまり恋愛の話を聞くこともないですね。「何を考えているんだろう」って少し読めないところはあります。

ーー現場では芝居に対する指導やアドバイスも少ない方なのでしょうか?

中田:一回やってみて、それが違うなと思ったら指示をいただきますが、事前に「ここでこうしてみよう」と言われることはあまりないかもしれません。一緒に作っていくという感覚です。

ーー監督によっては逆に「ここはこう」ときっちり決める方もいると思うのですが、中田さんは出演作を重ねてきて、いろんな監督さんとお仕事してきた中でどんな現場がやりやすかったですか?

中田:そうですね、カチカチに決められたら体に馴染むまでに時間がかかるし、かといってすごく自由にと言われても即座に対応できなくて……答えになっていなくてごめんなさい(笑)。なので、その中間くらいがいいですが、どちらかというと自由な方が好きかもしれません。

ーーさきほど高校生の妹さんからカメラの撮り方を教わったとお伺いしましたが、それこそ教えてもらったことの中で役作りに取り入れたものなどはありますか?

中田:カメラを教えてもらったことは結構大きかったかもしれないです。本当にほとんど写真を撮らないので、まず携帯の使い方……「インスタはここを押して、こうするんだよ」とか、「ここを押したらストーリーが取れるんだよ」とか、そういう初歩的なことを教えてもらいました。あとは「TikTokはこういう踊りが流行っている」とか。今、現場でも周りに若い子が増えているので、少しでも流行りに乗っておかないと会話についていけないから、そういうものは役に立つと感じていますね。話すきっかけにもなっています。

ーーデジタルに少し弱いということですが、休日はどのような過ごし方をされるんですか?

中田:休日は家にいることが多いかもしれないですね。結構YouTubeを見ていて、YouTubeは自分で見れます(笑)。ゲーム実況を見ることが多いです。私はゲームができないけど、人がやっているのを見るのが好きで、のんびりしたゲームからリズムゲームまで割と幅広く何でも見ます。あとは録画をした、朝ドラを含めた今放送中のドラマとかを観ています。

ーー朝ドラを観ていて、女優として何か勉強になったり参考にしたりするものってありますか?

中田:やはり朝ドラはずっと続いていて、たくさんの人に愛されているから私も観ておきたいというのもあるし、現場で結構その話になることも多いので観ていますね。

ーー朝ドラの出演もそうですが、今後ご自身でこんな女優になっていきたい、こんな作品に出演したいなどの展望をお聞かせください。

中田:(女優業を)丁寧にやっていきたいなと思います。私は仕事だけに限らず、結構忙しくなってくると、何となく進めてしまうタイプなんです。掃除していても「もうここだけでいいか」みたいな(笑)。初心を忘れずに、仕事に関しては丁寧さを大事にしていきたいですね。あと映画『アナベル』シリーズが大好きで、ホラーも好きなので、そういう作品に出演してみたいし、怖がるというか、森に迷い込んでしまうような役とかも演じてみたいです。

ドラマストリーム『私のシてくれないフェロモン彼氏』中田青渚からメッセージ到着!

■放送情報
ドラマストリーム『私のシてくれないフェロモン彼氏』
TBS系にて、毎週火曜深夜24:58~25:28放送
Paraviにて、毎週火曜12:00配信
TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!にて、地上波放送後1週間無料見逃し配信
出演:島崎遥香、渡邊圭祐、中田青渚、森カンナ、堀井新太
脚本:舘そらみ
クリエイティブスーパーバイザー・演出:永田琴
演出:濱野大輝、髙野英治、相羽めぐみ
プロデューサー:吉藤芽衣、大河原美奈
配信プロデューサー:大原拓真、今井夏木
制作プロダクション:TBSスパークル
製作 :『私のシてくれないフェロモン彼氏』製作委員会
©︎「私のシてくれないフェロモン彼氏」製作委員会
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/shitekare_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

▼中田青渚 チェキプレゼント▼

中田青渚のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中からプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式Twitterアカウント、もしくは公式InstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
12月15日(木)

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