至高の演技ドルEXO D.O.がマルチに活躍 俳優ド・ギョンスの演技力に浸る作品3選
ロマンチックラブコメ時代劇『100日の郎君様』
ド・ギョンスが物語の中でたびたび口にする、「実に不快だ」。この口癖が耳に残るロマンチックラブコメ時代劇『100日の郎君様』。本作は、フュージョン時代劇として、架空の設定で朝鮮時代を描いたものだ。ド・ギョンスが時代劇に初挑戦し、クールな世子イ・ユルとボーっとしたマイペースなウォンドクの1人2役とも言える役を演じ人気を博した。
政敵の陰謀で記憶喪失になった世子のイ・ユルは、記憶が戻るまでの間の100日間を、記憶喪失で無一文のウォンドクとして生きることに。ウォンドクとして出会ったヒロインのナム・ジヒョン演じるホンシムは、実は初恋相手のユン・イソだった。しかし記憶のないユルには、ホンシムがイソだとわからない。一方のホンシムも事情があり、イソだということは隠してホンシムとして生きている。そんな中、突然現れた記憶を失くした男がユルだとは気づかず、ウォンドクとして世話をしていく。ギョンスがツンデレ世子と、天然男子のウォンドクを演じ、正反対のキャラクターを堪能できてギャップ萌え必至だ。記憶を失くしていても、世子としての気位の高さが現れるのだが、気に入らないと「不快だ」とすぐに口に出す。その口癖がどんどんとクセになっていき、聞きたくなってくる。ウォンドクとホンシムの可愛い恋模様に胸キュンさせられる。サイドストーリーである、兄ムヨンの切ない物語も必見作品。本作はギョンスの初々しいキスシーンのメイキングも人気だ。
見るものをその深く繊細な感情演技に引きずり込んでいくド・ギョンス。紹介しきれなかった『大丈夫、愛だ』や、『明日へ』、『スウィング・キッズ』など、その他にも彼の繊細な演技に魅了される作品は多い。ぜひ演技ドル界の至宝、ド・ギョンスを堪能してもらいたい。蜂蜜ともいわれるギョンスの甘く低い声とともに、どこまでも高く、どこまでも深い彼の繊細な感情演技がどこまで広がるのか、どんなキャラクターと出会い、どんな驚きをもたらしてくれるのかをとても楽しみにしている。