『invert 城塚翡翠 倒叙集』小芝風花が大変貌 『古畑任三郎』を彷彿とさせる清原果耶の姿も
翡翠は前作でも、「他人の命を奪うことが必要なことですか? そんな理由、私は絶対に認めません」と主張していた。今回も、殺人を犯した理由を述べて、自分を正当化しようとする狛木を冷ややかな目で見つめ、「あなたの最大のミスは、殺人を犯したことではありませんか?」と一言。
どんな理由があれど、他人の命を奪うことはあってはならない。その時点で、被害者は加害者へと“invert(=反転)”してしまうのだから。翡翠の考えは十分に理解できるが、自らの危険を冒してまで、殺人犯を成敗しようとしている理由はどこにあるのだろう。
また、鐘場警部(及川光博)が翡翠の叔父だというのは、事実なのだろうか。もし叔父だとすれば、刑事事件で亡くなった鐘場の娘は、翡翠にとって従姉妹だということになる。この事件が、翡翠を突き動かす原因になっているのだとすれば、しっくりくるが……果たして。まだまだ多くの謎が残る『城塚翡翠』シリーズ。今後も、見逃せない展開が続きそうだ。
■放送情報
『invert 城塚翡翠 倒叙集』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30~放送
出演:清原果耶、小芝風花、田中道子、須賀健太、及川光博
原作:相沢沙呼『invert 城塚翡翠倒叙集』『invert II 覗き窓の死角』(講談社)
脚本:佐藤友治
脚本協力:相沢沙呼
演出:南雲聖一、菅原伸太郎、伊藤彰記
チーフプロデューサー:田中宏史、石尾純
統轄プロデューサー:荻野哲弘
プロデューサー:古林茉莉、柳内久仁子(AX-ON)
協力プロデューサー:藤村直人
音楽:Justin Frieden
主題歌:「妖」福山雅治(アミューズ/ユニバーサルJ)
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
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