『君の名は。』『天気の子』超え 『すずめの戸締まり』新海誠監督作史上No.1の滑り出し

『すずめの戸締まり』大ヒットスタート

 11月11日に公開されたアニメーション映画『すずめの戸締まり』が、新海誠監督作品史上No.1の大ヒットスタートを記録していることがわかった。

 『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽を演じ、SixTONESの松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太役を務めている。そのほか、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚が声の出演を果たし、新海作品3作連続でタッグを組むRADWIMPSが、世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真と共作で音楽を担当している。

 公開初日は全国6大都市11劇場にて0時からスタートした最速上映に加え、夕方には鈴芽役の原、草太役の松村、岩戸環役の深津らキャスト陣と新海監督が登壇した舞台挨拶も実施。IMAX41館を含む全国420館で公開された本作の11月11日から13日までの公開3日間の興行成績は、観客動員133万1081人、興行収入7億2034万7920円となっている(※11月7日実施のIMAX先行上映分(9,033人/19,433,300円)含む)。

 公開3日間の数字では、『君の名は』(興収250.3億円)対比で観客動員数138.7%、興行収入147.4%、『天気の子』(興収141.9億円)対比で観客動員114.9%、興行収入114.7%を記録しており、新海監督作品史上No.1のロケットスタートとなった。

 また今作は新海監督作品史上最多となる世界199の国と地域での配給も決定しており、世界をまたにかけた息の長い興行が期待される。

■公開情報
『すずめの戸締まり』
全国公開中
原作・脚本・監督:新海誠
出演:原菜乃華、松村北斗、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
音楽:RADWIMPS、陣内一真
主題歌:「すずめ feat.十明」RADWIMPS
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
配給:東宝
©︎2022「すずめの戸締まり」製作委員会
公式サイト:https://suzume-tojimari-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/suzume_tojimari
公式Instagram:https://www.instagram.com/suzumenotojimari_official/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@suzumenotojimariofficial

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