山本涼介、陰気な雰囲気も醸す俳優に 『相棒』爆弾犯役で新たな一面を見せるか

山本涼介、陰気な雰囲気も醸す俳優に

 11月9日放送の『相棒 season21』(テレビ朝日系)第5話では、爆弾事件が起こる。右京(水谷豊)は警察を挑発するような行動をしてくる爆弾魔との交渉役を担うなど、直接的に犯人を追い詰める一方、亀山(寺脇康文)とともに、この事件の背景にある、ある事故について調査を進めていく。

 大学構内に爆発物を仕掛け、事の発端となる事件を起こしたのは、その大学に籍を置く平山翔太という学生。予告編に登場する平山は、目にかかって邪魔そうな前髪に重そうな眼鏡をかけ、どこか陰気な雰囲気を醸し出している。かと思えば、感情に任せて叫んでいる場面もあり、下手に刺激をすると暴走してしまいそうだ。そんな今回の鍵を握る男・平山を演じているのが、注目の若手俳優・山本涼介だ。

 山本は、中学2年の時に第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストとなり、芸能活動を開始。180センチを超える長身を生かして、雑誌『MEN'S NON-NO』(集英社)のモデルとしても活躍した。『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』(2011年/フジテレビ系)で俳優デビュー後、『仮面ライダーゴースト』(2015年/テレビ朝日系)で2号ライダーにあたる深海マコト/仮面ライダースペクター役を務め、その名を一躍世に知らしめた。

 深海は周りから「マコト兄ちゃん」として親しまれているが、本人はどこかいつも不機嫌顔。だが、幼なじみのタケル(西銘駿)や妹のカノン(工藤美桜)には優しく、時折見せるはにかんだ笑顔にハマってしまった人も多いことだろう。その後は、ドラマや映画だけではなく、舞台にも出演し、活躍の幅を広げている。

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