フランス映画祭2022 横浜、オープニング作品は『EIFFEL』 ロマン・デュリスらの来日も決定

フランス映画祭でロマン・デュリスら来日

 12月1日から4日にかけて開催される「フランス映画祭2022 横浜」のオープニング作品が、『EIFFEL(原題)』に決定した。

 1993年に始まり、2022年に30回目を迎えるフランス映画祭。30周年記念回となる「フランス映画祭2022 横浜」では、石田ゆり子がフェスティバル・ミューズを務める。

 オープニング作品に選出された『EIFFEL(原題)』は、エッフェル塔の設計に挑んだギュスターヴ・エッフェルを描いたヒューマン・ラブストーリー。

 アメリカの自由の女神像の制作に協力したことで大いなる名声を獲得した、ギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)。世間では3年後の1889年に開催される「パリ万国博覧会」の話題でもちきりだった。そのシンボルモニュメント制作のコンクールには全く興味のなかったエッフェルだが、パーティーの席で大臣から強く参加を要請される。さらに、久しぶりに再会した友人で記者のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)の妻・アドリエンヌ(エマ・マッキー)から「大臣と同感です。ぜひ見てみたい。野心作を」と言われたエッフェルは突然、「ブルジョワも労働者も皆が楽しめるように、パリの真ん中に300mの塔をすべて金属で造る」と宣言する。実は初対面のふりをしたレスタックの妻は、エッフェルにとって忘れられない女性だった。

 さらに、本作の主演を務めるロマン・デュリスと監督のマルタン・ブルブロンの来日も決定。「フランス映画祭2022 横浜」のオープニングセレモニー&オープニング作品のチケットは11月4日より発売開始となる。

 なお、『EIFFEL(原題)』は、新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラスト渋谷ほかにて2023年3月3日より全国順次公開される。

■イベント情報
「フランス映画祭2022 横浜」
期間:2022年12月1日(木)~12月4日(日)
場所:みなとみらい21地区を中心に開催
プログラム:フランス映画最新作の上映、ドライブインシアター、マスタークラスなど
主催:ユニフランス
共催:横浜市、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛:日産自動車株式会社
©unifrance
公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2022/

■公開情報
『EIFFEL(原題)』
2023年3月3日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラスト渋谷ほか全国順次公開
出演:ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、ブルーノ・ラファエリ
監督:マルタン・ブルブロン
脚本:カロリーヌ・ボングラン
音楽:アレクサンドル・デプラ
編集:ヴァレリー・デシネ
美術:ステファン・タイアゾン
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2021年/フランス・ドイツ・ベルギー/フランス語/108分/シネスコ
©2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films

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