「フランス映画祭2022 横浜」12月開催決定 石田ゆり子がフェスティバル・ミューズに就任

 「フランス映画祭2022 横浜」が、12月1日から4日の4日間、横浜にて開催されることが決定した。

 1993年に始まり、2022年に30回目を迎えるフランス映画祭。2021年の開催時は、オープニング作品としてパシフィコ横浜にてセリーヌ・ディオンの伝記的映画『ヴォイス・オブ・ラブ』を上映したのを皮切りに、日本未公開作品を含め最新のフランス映画11作品が上映された。

 30周年記念回となる「フランス映画祭2022 横浜」では、石田ゆり子がフェスティバル・ミューズに就任することが決定。石田は、記者会見及びオープニングセレモニーに登場する予定だ。

 さらに、今年で3回目の実施となるドライブインシアターも、電気自動車(EV)だけを集めた日本で唯一のイベントとして実施を予定。本映画祭のハイライトであるフランス人アーティストの来日は、昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で叶わなかったが、今年は実現に向けて調整が進められている。

 開催に先駆け、映画祭のキービジュアルも決定。30周年の節目にあわせて、映画祭のシンボルであるレッドカーペットや月桂樹をあしらったビジュアルとなっている。

コメント

セルジュ・トゥビアナ(ユニフランス会長)

世界的な新型コロナウイルス感染症の流行のなか、ここ2年間日本におけるフランス映画祭横浜は新しい形を模索し実行してまいりました。ドライブインシアター、上映会場のスクリーン上でのフランスの映画監督・俳優と日本の観客との交流、オンラインで配信されたマスタークラスなどが行われました。映画が生き続け、様々な形で映画に関する行き来が日本とフランスの間で継続されることがいかに重要か、再認識しています。感染対策をしっかりと取り、パートナーの皆様からの揺らぐことのないサポートを頂きながら、毎年欠かせない行事となったフランス映画祭は、フランス映画の多様なカラーやニュアンスを何百万人という日本の皆様にお届けし、魅了してきました。今年はフランス映画祭30周年という記念すべき節目の年、フランス映画の監督や俳優など関係者が横浜に颯爽と戻ってまいります。12月1日から4日まで、フランス映画の最高の作品群を日本の観客にお観せできることを心待ちにしております。そしてこの機会にフランスと日本を結ぶ貴重な友情関係を祝うことができるのを心から楽しみにしております。

石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)

フランス映画祭は、今回で30周年になると伺っています。そんな節目の年に呼んでいただき、たいへん光栄であると共に、深い幸せを感じております。フランスは私にとって心から憧れ、敬愛する国です。芸術、文化、暮らし、全てにおいて、私を惹きつけてやまない国です。そしてフランスの皆様も、日本の文化をとても愛して下さっていることをフランスを訪れるたびに感じています。映画は、人と人を繋ぐ幸せな芸術です。その架け橋のひとかけらになるべく私も日々精進したいと思います。12月を楽しみにしております。

■イベント情報
「フランス映画祭2022 横浜」
期間:2022年12月1日(木)~12月4日(日)
場所:みなとみらい21地区を中心に開催
プログラム:フランス映画最新作の上映、ドライブインシアター、マスタークラスなど
主催:ユニフランス
共催:横浜市、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛:日産自動車株式会社
©unifrance
公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2022/

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