『アントマン&ワスプ:クアントマニア』特報映像が全世界解禁 日本公開は2023年2月17日
『アントマン』シリーズ最新作『Ant-Man and the Wasp: Quantumania(原題)』が、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の邦題で2023年2月17日に日本公開されることが決定。特報映像とUS版ティザーポスターが全世界で解禁された。
マーベル・スタジオのプロデューサーであり社長のケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」と明言する、『アントマン』シリーズ第3弾となる本作。
主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズ、アントマン。宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づいたアントマンが、キャプテン・アメリカやトニー・スターク(アイアンマン)らにそれを伝えた。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた。
そして今回公開された特報映像では、“アントマン”ファンの子供とハイタッチをするも、彼がアントマンであることは気づかれず、コーヒーショップの店員には「ありがとう スパイダーマン!」と間違われる始末。そんな現状を受け入れつつ、愛するホープ(ワスプ)、娘のキャシーら家族とともに幸せな日々を過ごしていたスコット・ラング(アントマン)。しかし、実験中に事故が起こり、スコット、ホープ、キャシー、ホープの父で初代アントマンのピム博士、ホープの母で初代ワスプのジャネットは、量子の世界に引きずり込まれてしまう。誰も到達したことのない、想像を超えた世界で「手を貸すならば、家に帰してやる。さぁ どうする?」と接触してきた男こそが、『ロキ』に登場したカーンだった。
監督は、『アントマン』『アントマン&ワスプ』に続きペイトン・リードが続投。脚本は、『アベンジャーズ :カーン・ダイナスティ(原題)』を担当することが噂されるジェフ・ラブネスが手がけた。
キャスト陣は、アントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファー、カーン役のジョナサン・メジャース、キャシー役のキャスリン・ニュートンに加え、役柄は不明だが『ゴーストバスターズ』『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイも登場。
ファイギは本作について、「これはとても“ビッグ”な映画です。今までの映画とも違い、次の『アベンジャーズ』に直結する作品です」と、本作の重要性を明言。さらにアントマンを演じるラッドも「ちっぽけなヒーローが巨大なことをするんです。僕らがこれまでにお届けしたものと全然違います。そして(カーンを演じる)ジョナサン・メジャースは最高」と明かすように、『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』へ繋がる、マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて重要な作品と位置付けられる。
あわせて公開されたUS版ポスターではカーンの姿が大々的に描かれ、小さくなったアントマンとワスプがその手の上に乗っている。
■公開情報
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
2023年2月17日(金)劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©︎Marvel Studios 2022