長澤まさみ&眞栄田郷敦、鈴木亮平の意外な一面を明かす 「ここまでお茶目な人いるかな」
10月24日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートするドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』の制作発表会見が10月22日に都内で行われ、長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、脚本家の渡辺あやが登壇した。
本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、連続殺人事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。
脚本を手掛ける渡辺は、6年前からこの企画が動き出していたことを明かし、「2年間くらいは紆余曲折ありまして、私はほぼ諦めていたような時期もありましたので、ついにオンエアを迎えられることが今もまだ信じられない気持ち」と挨拶。さらに、「早い時期から長澤まさみさんが『出たい』と言ってくださって、ずっと待ってくださったことが私たちにとって希望でした」と感謝した。
初回放送を直前に控え、長澤は「嬉しさと緊張が混じってまだ実感がわかないんですけど、きっと楽しんでいただける作品になっていると思う」と自信の表情。一方、眞栄田は「6年前は、この仕事を始めていないただの高校生だったなと思って、そのタイミングやご縁に感謝だなとあらためて思いました」と感慨深げ。「この作品に出させてもらえたことが幸せで、自分にできることをとにかく全力でぶつけたい」と力を込めると、鈴木も「本当に素晴らしいホン(脚本)に出会えました。その一員として関われたことを大変光栄に思っております」と喜びを噛み締めた。
撮影中の裏話について聞かれると、鈴木のことを「お茶目」だという長澤。もともと鈴木に対して「なんでも完璧にこなすカッコいい人」という印象があったというが、現場に入るとそのイメージが一変したようで、「ポケットからスマホを出して、スマホのケースを開けるシーンをずっと練習していて。小さいカップのコーヒーが目の前にあったんですけど、まさかと思ったらスマホをカップの中に落とすっていう」と暴露。
さらに長澤が「大きい川とか海じゃないんですよ? やりそうだなとは思ってたけど、ここまでお茶目な人いるかなと。ある意味、期待に応えてくれる本当にカッコいい人だなと思いました」と話すと、鈴木は「最後のフォローがまったく届いてこなかった。バカにしてるとしか思えない」と恨み節で、会場を笑わせた。