役所広司と吉沢亮の父子2ショットや佐藤浩市の姿も　『ファミリア』場面写真公開

　2023年1月6日に公開される役所広司主演映画『ファミリア』の場面写真が公開された。

　本作は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。

　監督を務めたのは、『八日目の蟬』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』などの成島出。息子の幸せを願う不器用な陶器職人の主人公・誠治役で、成島組への参加は約10年ぶりとなる役所が主演を務める。そして一流企業のプラントエンジニアとして赴任したアルジェリアで大切な女性と出会い、新しく家族をつくろうとする誠治の息子・学役を、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』渋沢栄一役の吉沢亮が担当。役所と吉沢は本作が初共演となる。

　公開された場面写真は6点。誠治（役所広司）と学（吉沢亮）が一緒に工房で粘土をこねるシーンは、久しぶりに過ごす父子ふたりきりの時間に、誠治が少し照れた様子を見せる。さらには誠治が近いうちの再会を約束して学とナディアを見送るシーンや、少しだけ距離を取って誠治と学とナディアの3人が歩くカットも。

　さらに誠治が傷ついたブラジル人青年・マルコス（サガエルカス）を引き寄せ、強い眼差しで彼の眼を見つめる様子を捉えたカットには、国籍や話す言葉など様々な違いを超え、苦境に立たされるマルコスに手を差し伸べようとする誠治の感情が表れている。また異国の地で支え合うマルコスと恋人・エリカ（ワケドファジレ）の2ショットや、誠治が唯一心を許す親友・駒田（佐藤浩市）とのほっとした時間を過ごす様子が切り取られている。

■公開情報
『ファミリア』
2023年1月6日（金）より、新宿ピカデリーほか全国公開
出演：役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、中原丈雄、室井滋、アリまらい果、シマダアラン、スミダグスタボ、松重豊、MIYAVI、佐藤浩市
監督：成島出
製作委員会：木下グループ、フェローズ、ディグ＆フェローズ
制作プロダクション：ディグ＆フェローズ
配給：キノフィルムズ
©2022「ファミリア」製作委員会
映倫：PG12
公式サイト：familiar-movie.jp
公式Twitter：@familia_movie