江口洋介&三浦友和も絶賛 横浜流星、主演映画『線は、僕を描く』で新たなフェーズへ
10月21日に公開される横浜流星主演映画『線は、僕を描く』の新場面写真が公開され、あわせて江口洋介と三浦友和のコメントが到着した。
本作は、2020年「本屋大賞」3位、2019年『王様のブランチ』(TBS系)BOOK大賞を受賞した砥上裕將の同名小説を、小泉徳宏監督ら『ちはやふる』の製作チームによって実写化した青春映画。主演の横浜は、とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介役に臨む。そして、霜介と出会い、ライバル心を抱くようになる篠田千瑛を、清原果耶が演じる。
本作には、日本映画界を代表する2人の俳優が作品を支える屋台骨として出演している。横浜演じる霜介を水墨画の世界に誘い、師として人生を導くことになる巨匠・篠田湖山を演じた三浦、そして、湖山の一番弟子であり、少々破天荒気味なところもありながら霜介たちを温かく見守るアニキ分的存在の西濱湖峰を演じた江口の2人。水墨画を通して霜介とも深いつながりを持ち、過去に傷を背負う彼を遠くから見守り続ける役柄だ。
江口は「過去を背負った役ってなかなか難しいですよね。どれくらいにやっていいのか…」と横浜が演じる霜介という役柄の難しさを明かす。その上で「何回か回を重ねるごとに彼の中でも霜介が出来上がっていって、どんどん掴んでいっているなと。この映画の中でも、(霜介は)大人たちに出会って、変わっていく様を描いていると思うので、そこに彼がどんどん入っていっている感じは気持ちよさそうでした。映画の出来上がりが楽しみになりましたね」と横浜との撮影を振り返る。さらに三浦は、横浜に会った時のイメージを「もっと現代的な、スタイリッシュな感じを持っていたんだけど、実際に会ったらものすごく素朴な青年でして、そのギャップに驚きました。芝居に対する取り組み方の真摯な姿とか、そういうところは、『あーこういう俳優さんで若手がいるんだな』とちょっと驚いたぐらいですね」と語り、役柄のみでなく、俳優としての横浜の佇まいを絶賛する。
横浜は江口との共演について、「いい兄貴みたいな存在というか。自分も歳をとったときに、そう言う男でありたいなって言う存在でした」と明かしており、劇中の霜介と西濱同様の信頼関係を築いた様子。三浦についても「僕が霜介としていたときに、湖山先生のように包み込んでくれる暖かさがある方。今回ご一緒できて本当に良かったし、お話もたくさんさせてもらったし、お芝居の面でもたくさん勉強になったところもあります。本当に幸せだなって言うのを感じてました」と語り、日本を代表する名優たちとの共演で大きな経験を積んだことが伺える。
■公開情報
映画『線は、僕を描く』
10月21日(金)公開
出演:横浜流星、清原果耶、細田佳央太、河合優実、矢島健一、夙川アトム、井上想良、富田靖子、江口洋介、三浦友和
原作:砥上裕將『線は、僕を描く』(講談社文庫)
監督:小泉徳宏
脚本:片岡翔、小泉徳宏
企画・プロデューサー:北島直明
音楽:横山克
配給:東宝
©︎砥上裕將/講談社 ©︎2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
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