『チャールズ・チャップリン映画祭』予告編公開 大野裕之、戸田奈津子ら登壇のイベントも
11月3日より東京・角川シネマ有楽町、福岡・中洲大洋洋画劇場、名古屋・名演小劇場にて開催される『フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~』の予告編が公開。あわせて、角川シネマ有楽町での上映スケジュールも発表された。
上映されるのは、放浪者チャーリーの盲目の花売り娘への献身的な愛が描かれる『街の灯』、老芸人の若いバレリーナへの無償の愛を描いた『ライムライト』、痛烈な機械文明への風刺をこめた『モダン・タイムス』、ゴールド・ラッシュを背景にしたスラップスティックコメディ『黄金狂時代』。そして、血のつながりを超えた親子の愛を描く『キッド』、第1回アカデミー賞で特別賞を受賞した『サーカス』。そのほか、『巴里の女性』『ニューヨークの王様』『殺人狂時代』などが上映される。
公開された予告編は、「必要なのは知識ではなく思いやりである。思いやりがなければ残るのは暴力だけである」という『独裁者』の台詞から始まる。
さらに、東京会場・角川シネマ有楽町では、チャップリン作品にゆかりのあるゲストによるトークイベント付き上映の実施が決定。開催初日となる11月3日は、オープニング作品となる『独裁者』の上映後、脚本家であり日本チャップリン協会会長として国内外で活動する大野裕之が登壇する。
また、11月6日は、2016年に発売されたBlu-ray『黄金狂時代』のサイレント版の字幕を手掛けた、字幕翻訳家の戸田奈津子が登壇。11月19日は、Blu-ray版『ライムライト』でチャップリン演じる道化師・カルヴェロの吹き替えを担当するほか、チャップリンの無声映画に声優が生で吹き替えをするイベント「声優口演」を15年以上にわたり企画する羽佐間道夫が大野と共に登壇する。
そして、11月23日は映画好きとして知られ、チャップリン映画もこよなく愛するフリーアナウンサーの笠井信輔が登壇。各回のゲストが、それぞれのキャリアの視点から、チャップリン映画に関するトークを繰り広げる。チケットは劇場窓口およびオンラインにて、上映日の3日前より販売開始される。
■公開情報
『フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~』
11月3日(木)より、角川シネマ有楽町ほか順次公開
<上映作品>
『キッド』※4K上映
『巴里の女性』
『黄金狂時代』
『サーカス』※4K上映
『街の灯』
『モダン・タイムス』
『独裁者』
『殺人狂時代』
『ライムライト』
『ニューヨークの王様』
【短編】
『チャップリン・レヴュー』
『一日の行楽』 ※『サーカス』と併映
『サニーサイド』 ※『キッド』と併映
『のらくら』 ※『巴里の女性』と併映
『給料日』 ※『黄金狂時代』と併映
配給:KADOKAWA
©Roy Export SAS
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/forever_chaplin/
公式Twitter:@chaplin_filmfes