アラン・マッギーの破天荒な生活の様子が 『クリエイション・ストーリーズ』予告編公開
映画『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、プライマル・スクリーム、ジーザス&メリーチェイン、オアシスなどを見出し、世界No1のインディ・レーベルに上り詰めたクリエイション・レコーズの創設者アラン・マッギーの波乱万丈な半生を描いた映画化したもの。製作総指揮に『トレインスポッティング』監督のダニー・ボイルを迎え、脚本を『トレインスポッティング』の原作・脚本を手がけたアーヴィン・ウェルシュが担当、監督を『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のニック・モランが務めた。主演を務めたのは、『トレインスポッティング』のスパッド役で知られるユエン・ブレムナー。共演には、『名探偵ピカチュウ』のスキ・ウォーターハウス、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のジェイソン・フレミング、『THIS IS ENGLAND』のトーマス・ターグーズ、『キーパー ある兵士の奇跡』のマイケル・ソーチャ、『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックスらが名を連ねる。
90年代にロックシーンを席巻した“ブリット・ポップ”において、オアシス、プライマル・スクリーム、ティーンエイジ・ファンクラブ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなど人気バンドを次々と世に送り出したクリエイション・レコーズ。「世界で最も成功したインディ・レーベル」とも言われ、メジャーに匹敵する影響力を持ったクリエイションを創設し、自身を「President of Pop(ポップの大統領)」と呼んだマッギーとは一体どんな人物なのか。
親から出来損ない扱いされていた田舎の青年が、反骨精神で自分のやりたいことを貫き、ロックシーンの頂点に上り詰めていく。本能の赴くがまま破天荒な生き、世界一のインディ・レーベルを育てたパンク魂。成功と破滅の先に、音楽業界の革命児が見たものとは。
公開された予告編は、のちのプライマル・スクリームのボビー・ギレスビーとはバンド仲間だった過去や、ギターケース片手にロンドンへと向かう夢と希望に胸膨らませる若かりし日の青春を謳歌するマッギーの姿から始まり、クリエイション・レコーズを立ち上げてからの反骨精神むき出しのマッギーの破天荒な生活とレーベル運営が、当時の音楽と雰囲気を再現した映像で映し出される。
さらに当時全くの無名だったオアシスとの運命的な出会いのシーンや、オアシスが世界的バンドにのし上がっていくさまにニヤついた表情を見せたり、同僚や家族に心配されたり、「どんなバンドよりも異常だ」と自らことを表現したりと、まさに彼の人生の成功と破滅が凝縮されている。ダニー・ボイル監督作『トレインスポッティング』を彷彿とさせる予告編の最後は「パンクであれ、つねに反抗を、世界は何だって変えられる」と、マッギーだからこそ説得力を持ち得る言葉で締めくくられる。
あわせて公開された場面写真では、クリエイション・レコーズのメンバーたちとのカットや、酒をラッパ飲みする姿や頭を抱え曇った表情、するどい眼差しを向けるマッギーの姿が切り取られている。
■公開情報
『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』
10月21日(金)新宿シネマカリテほか全国ロードショー
製作総指揮:ダニー・ボイル
監督:ニック・モラン
脚本:アーヴィン・ウェルシュ&ディーン・キャヴァナー
出演:ユエン・ブレムナー、スキ・ウォーターハウス、ジェイソン・フレミング、トーマス・ターグーズ、マイケル・ソーチャ、メル・レイド、レオ・フラナガン、ジェイソン・アイザックス
配給:ポニーキャニオン
2021年/イギリス/英語/110分/原題:Creation Stories
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公式サイト:https://creation-stories.jp
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