フランスの“黄色いベスト運動”を描くドキュメンタリー 『暴力をめぐる対話』9月24日公開

 第73回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出されたドキュメンタリー映画『暴力をめぐる対話』が、9月24日よりユーロスペースほかにて全国順次公開されることが決定した。

 地方都市から瞬く間にフランス全土へ広がり、マクロン政権に異を唱え立ち上がった市民活動“黄色いベスト運動”。燃料価格、生活費高騰による社会的不平等に対する怒りと不満が高まるにつれ抗議はときに破壊行為へと激化。2019年3月16日にはパリで200人以上が警察に拘束され、衝突は今日まで続いていく。

 監督のダヴィッド・デュフレーヌは、警官による暴力行為を市民がTwitterに投稿・報告する“Allo Place Beauvau”をWEB上で管理する中で、多くのデモが抑圧の対象となり、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧の増大を目の当たりにする。はたしてその“暴力”は正当な行為と呼べるものだったのか。民主主義国家の存続をかけた重要な問題に対して、本作は傷を負った市民や警察関係組織、弁護士、社会学者、心理セラピストほか24人にデモの現場を映した数多の映像を提示して、対話を促し、疑問を語り合いながら、正義と呼ばれる“暴力”の原因と結果を考究していく。

 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、警官隊と市民たちによる抗議デモがお互いの秩序と正義を掲げて対峙する緊張関係が描写されている。

暴力をめぐる対話
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■公開情報
『暴力をめぐる対話』
9月24日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開
監督:ダヴィッド・デュフレーヌ
制作総指揮:ベルトラン・フェーヴル(LE BUREAU)
共同製作:JOUR2FETE
配給:太秦
2020/フランス/ドキュメンタリー/DCP/93分/原題:Un pays qui se tient sage/英題:The Monopoly of Violence
(c)Le Bureau – Jour2Fete – 2020
公式サイト:bouryoku-taiwa2022.com
公式Twitter:@bouryoku_taiwa

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